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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 振り込め詐欺:警戒1万5000人出しても被害3件670万円
全国の警察は約8万2000カ所のATMに約5万8000人の警察官を動員して「被害ゼロ」を目指していた。警察庁は「力足らずというところはあるが、できる限りやった結果。これからもATM警戒などをしっかりやっていく」としている。
同庁によると、3件の手口はいずれも高齢者を狙った「おれおれ詐欺」。埼玉県の80代男性は、息子を装った男から「会社のカネを使い込んだ」という電話を受け、警察官2人が警戒していたATMから200万円を送金したという。(22:29)
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4、その振り込み、大丈夫? 警視庁、振り込め詐欺厳戒
2008年10月15日 朝日新聞
振り込め詐欺の被害は約2割が東京都内で起きている。警視庁は15日、警察官の3人に1人にあたる1万5千人以上を割き、都内の全現金自動出入機(ATM)1万2千カ所を警戒。訪れたすべてのお年寄りに声をかけた。約1万人に委嘱した「アドバイザー」たちの街角での活動も始まっている。
■「電話来た」向島の銀行で15人中11人
古い商店や住宅が立ち並び、下町情緒が漂う墨田区向島。水戸街道と明治通りが交錯する慌ただしい一角に、三菱東京UFJ銀行向島支店と、約20メートル離れたATMだけのみずほ銀行向島出張所がある。
15日朝からATM前に約20人が列をつくり、その約6割がお年寄り。向島署の中道良二警部補(33)は一人ひとりの操作を後ろから眺めながら、出てきた人には「振り込め詐欺が多いので、何かあればすぐ110番して下さいね」とチラシを手渡していた。
ここでは10日にも、同署の松田学巡査長(30)ら4人の姿があった。松田巡査長らはATMの利用者の列の後ろに立ち、並んでいるお年寄りらに「振り込め詐欺に気を付けてくださいね」と交代で呼び掛けた。
記者が、訪れた15人に話しかけてみると、そのうちの11人からは「振り込め詐欺の電話やメールが来たことがある」との答えが返ってきた。自転車で訪れた同区の主婦(56)もその1人。「借金の保証人になった。300万円のところ、今日中に払えば200万円で済む」と息子を名乗る男から電話があったのは半年前。「200万で済むのなら」。ところが「金融業者」に代わったはずの電話の声が「息子」と同じに聞こえ、詐欺と気づいた。「気を付けないと、と思ったわ」。女性は興奮気味に話した。
「ここはお年寄りが多く、助け合って生きてきた人情味のあつい地域。他人を疑うことはあまり無かったのかも」と警察官は話した。(田内康介)
■「変だ」声かけ的中
八王子市。撲滅月間初日の1日午後2時すぎ、京王高尾線山田駅近くの無人ATMを出て電話ボックスに向かった60代の女性の姿が、八王子署地域課の藤井才三郎巡査部長(58)の目にとまった。
「すぐに電話に向かうなんておかしい」。電話を終えた女性に声をかけると、女性は携帯電話のメールを見せた。有料サイト使用料の支払いを求め、メールにある番号に電話するよう指示する内容だった。
「架空請求という詐欺です。絶対に振り込まないで」。女性は駅へ向かったが、藤井巡査部長には「既に振り込んでしまってはいないだろうか」とふと頭をよぎった。駅のホームまで追いかけてきた藤井巡査部長に、女性は「大丈夫です。ありがとうございます」。
八王子駅北口の三菱東京UFJ銀行八王子支店には9日、生活安全課の鷹觜(たかのはし)祐司巡査長(34)が立っていた。
午前11時ごろ、多額の現金を持った中年の夫婦が「息子に金を振り込む」と窓口に来た。詳しく聴くと実の息子への振り込みと分かり鷹觜巡査長は胸をなで下ろした。
鷹觜巡査長はこの日、午前10時から窓口が閉まる午後3時まで立ちっぱなし。昼食も取れなかった。(小島寛明)
■商店街でも呼びかけ
買い物袋を提げたお年寄りらでにぎわう練馬・江古田駅前の商店街。家庭用品店を営む押田光雄さん(71)と純子さん(65)夫婦は14日、店に立ち寄った女性(67)に声をかけた。「振り込め詐欺の電話かかってきたことある?」。女性には無かったが、女性の友人宅には「息子」を名乗る電話があった。「仲間との旅行の時に話題にするわ」と女性は応じた。
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10月15日(水)
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