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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 汚染米、11業者経て価格40倍 「米国産」と偽装も
 一方、大阪府と和歌山市は14日、病院などに販売され回収した中国産もち米の一部から、基準値の倍の殺虫剤メタミドホスを検出したと発表した。担当者は「食べても人体に影響はない」としている。
これまでに京都市の保育園などから回収された米からも同レベルのメタミドホスが検出されている。
 大阪府の調査では、病院や福祉施設など計26カ所(大阪、堺、東大阪各市を除く)に計255キロのもち米が納入され、241.1キロがすでに給食などで消費されていた。府は回収した米の一部を抜き取り検査していた。
 和歌山市では2156キロが市内の宗教法人「神路原神社」に納入され、もちまきなどに使われていた。市は販売元の市内の米穀店に残っていたもち米の一部を回収し検査していた。
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メタミドホス検出の事故米、大阪の病院にも在庫 基準の2倍
                         2008年9月15日  日経
 「事故米」の食用転売問題で、大阪府は14日、米粉加工会社「三笠フーズ」が販売したもち米のうち、府内の病院で見つかった在庫から、基準値の2倍の殺虫剤「メタミドホス」を検出したと発表した。濃度は0.02PPMで食べても直接健康に影響はない水準という。
 府によると、メタミドホスが検出されたのは、給食大手「日清医療食品」近畿支店(京都市)が仕入れた事故米約700キロの一部。府がサンプル調査した2袋のもち米からいずれも同濃度が検出された。同社はこの病院の患者らに給食を提供しており、すでに約75キロの事故米が消費されたという。(07:00)

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メタミドホス検出米、大半は農薬検査せずに転売
                         2008年9月14日 読売新聞
 米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が、汚染された工業用の「事故米」を食用と偽り転売していた問題で、同社が有機リン系殺虫剤「メタミドホス」に汚染された中国産もち米を転売する際、残留農薬の検査をしたのは、約20回の出荷のうち、数回にとどまることが、わかった。同社財務担当者が13日、報道陣に対し、明らかにした。同社はこれまで「出荷時にすべて検査し、国の基準値以下であることを確認している」と説明していたが、実際は、大半を検査せずにそのまま食用に流していた。農林水産省も事実関係を把握、調査を進めている。
 三笠フーズは2006〜07年、輸入後に、食品衛生法に定めた基準値(0・01ppm)を超える最大0・05ppmのメタミドホスが検出されたとして工業用に限定された中国産もち米を、国から約800トン購入していた。
 財務担当者によると、同社はこのうち、07年11月〜08年8月の間に約20回にわたり、1回あたり約20トン(約660袋)を食用に転売。検査は、冬木三男社長(73)の指示で、取引先の要望があった場合にのみ数回、実施しただけだった。約660袋のうち約35袋を抽出、袋から約30グラムずつコメを抜き取って約1キロのサンプルを作り、検査機関に依頼していた。
 社内の聞き取り調査に対し、検査を担当していた九州地区の責任者は「数回やった。とりあえず検査して、基準値を下回ったので(ほかも)安全と判断した」と説明しているという。
 保管・出荷業務を行う、同社九州工場内では「時間がたつとメタミドホスの有害な成分が消える」と指導しており、倉庫で約1年間保管してから出荷していた。しかし、農薬に詳しい識者は「メタミドホスは水と紫外線で分解されるが、日の当たらない倉庫の中に1年間置いても成分は変わらない」と指摘する。
 転売されたもち米を巡っては、京都市内の保育園や介護老人保健施設、岐阜県の米穀取扱業者に納入されたコメから、基準値の2倍のメタミドホスが検出されている。同社財務担当者は「安全性への認識が甘かった。ほかにもメタミドホスが残ったままで出荷した可能性がある」と話している。

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09月15日(月)
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