ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ グルジア大統領ロシアとの「戦争状態」を宣言
また、南オセチア同様、グルジアからの独立を求めるアブハジア自治共和国は10日、グルジア軍が駐留する東部コドリ渓谷に約1000人の兵士を派遣した。グルジア側は「背後にロシアがいる」と非難。ロシア軍が同渓谷を空爆したとの情報もあり、南オセチアの戦火が飛び火する可能性が高まっている。
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「ロシアは死んでも許さない」グルジア国民に渦巻く憎悪
2008年8月10日02時28分 読売新聞
とグルジア軍が激しい戦闘を展開したツヒンバリで8日、自宅から避難する市民(ロイター)
【トビリシ=本間圭一、中谷和義】南オセチア自治州をめぐり、ロシアと戦闘状態に入ったグルジアの首都トビリシに9日入った。
市民の間では、圧倒的な軍事力でグルジアへの攻撃を続けるロシア軍に対する憎悪が渦巻いていた。
「ロシアは死んでも許さない。命令があれば死ぬまで戦う」。
8日に空爆を受けた、トビリシの南東15キロにあるワジアーニ陸軍基地。ダビッド・クトシア大佐(43)は、ロシア軍への怒りをぶちまけた。
国軍精鋭の陸軍第4師団が駐屯する同基地では9日、私服を着た若者が次々に建物の中に入っていった。急きょ招集された予備役だ。「ロシア野郎め!」。少年ぽさが抜けない20歳の若者はこう吐き捨てた。
だが、戦況はグルジア側に厳しい。南オセチア自治州の州都ツヒンバリ周辺での戦闘では、グルジア軍が後退しているとの見方が有力だ。
主要テレビは戦況を伝える特別ニュースを常時流し続けるが、トビリシはツヒンバリからわずか100キロで、市民は気が気ではない。「そろそろ首都か」。街角で会った男性はそうつぶやいた。乗用車の窓からグルジアの旗を振って運転する若者は目立つものの、すでに首都から避難する市民も出始めている。
一方、トビリシ中心部の共和国病院には、9日だけで、空爆などによる500人の負傷者が運び込まれた。病院入り口には、負傷者の名前を書いたリストが張り出され、親類や家族、友人の安否を気遣う数百人の市民が駆けつけた。
47歳の主婦は、爆撃を受けてツヒンバリから同病院に運び込まれた義理の息子と面会したが、「爆撃のショックで、口もきけなかった」と話した。
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グルジア大統領「戦争状態」を宣言、露軍が各地で攻勢強める
2008年8月10日01時51分 読売新聞
ゴリで9日、ロシア軍の空爆を受けた建物からあがる煙(ロイター) 【トビリシ=中谷和義】グルジアからの分離独立を求める親ロシアの南オセチア自治州に進攻したグルジア軍と、同州に平和維持を名目とした駐留部隊を置くロシア軍の戦闘は9日、グルジア領内各地に拡大した。
ロシア軍は、グルジアの首都トビリシ近郊に大規模な空爆を加えるなど攻勢を強めている。
グルジアのサアカシビリ大統領は、全土で予備役の招集を可能にする15日間の「戦争状態」を公式に宣言した。
一方、ロシアのプーチン首相は9日夕(日本時間9日深夜)、北京から同州に隣接するロシア・北オセチア共和国の首都ウラジカフカスを電撃訪問、「ロシアの行動は正当だ」と述べた。
グルジア、ロシア両軍は州都ツヒンバリを巡って激しい攻防を繰り広げ、インターファクス通信によると、州都だけで民間人約2000人が死亡。ロシアは州都制圧を宣言したが、グルジア側は否定している。
ロイター通信などによると、ロシア軍はトビリシ近郊のワジアーニ軍事基地のほか、中部の要衝ゴリの軍事施設などを爆撃。黒海沿岸の拠点都市ポチの港も、空爆で壊滅的被害を受けた。一方、同じくグルジアからの分離独立を主張するアブハジア自治共和国でも、独立派民兵らがグルジア軍に攻撃を始めた。
(2008年8月10日01時51分 読売新聞)
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グルジア紛争―武力では決着できぬ
2008年8月10日 朝日社説
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