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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 二次災害の恐怖、10万人単位の死者がでるか。
  地震による二次災害とは、感染症など疫病の拡大、ダムの決壊による洪水、化学工業企業の施設の損壊に伴う有毒物質の流出による環境汚染など、一連の災害を指す。地震発生後、中国は疫病の予防作業を強化し、被災地での汚染源を点検した。これまで、被災地では大規模な疫病や環境汚染の発生はなかったものの、地震によって被災地の一部の水利施設が破壊され、川が土砂でせき止められて生まれた土砂ダムも下流地域に大きな脅威をもたらしている。

  中国の鄂竟平水利次官は、「危険のあるダムに対し、水利部は専門家を招集して診断を行い、水を排出するなどの措置を講じた。現在、四川省で被害を受けたダムのうち、69基で水を全部排出し、826基で水位を下げたことによって、ダムの安全性を効果的に確保した」と述べた。

  ダムの安全を確保するほか、土砂ダムへの対策も重要な課題となっている。四川省の被災地では30箇所の土砂ダムによって、下流地域の住民に危険をもたらしている。これに対し、鄂竟平水利次官は、「下流地域を脅かしている土砂ダムに対し、我々は警報観測所を設置し、住民の避難対策を立てた。緊急対応が必要な土砂ダムに対して、排水作業の実施スケジュールも既に決まっている」と語った。

  これらの土砂ダムの中で、危険性が最も大きく状況が最も深刻なのは、震源地に位置する唐家山の土砂ダムだ。現地の地形が非常に複雑で、洪水が発生する危険性が高っている。現在、唐家山では緊急救援作業を急いでいる。最新の情報によると、武装警察水利電信部隊の専門家からなる緊急救援隊は26日午前零時35分頃に唐家山の土砂ダムに到着し、作業を開始したという。写真は唐家山の土砂ダムの土砂を取り除く作業。24時間体制で行われているという。

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被災地に迫る危機、余震・土砂ダムの決壊・伝染病
2008/05/22(木) フリーブログパーツ
  21日新華社電によると、四川省で12日に発生した大地震に対する各地の災害対策当局は、二次災害の最大の脅威として、余震、土砂ダムの決壊、伝染病の発生に対する警戒を強めている。【そのほかの中国での地震に関する写真】

  四川省地震局予報研究所の程万正所長によると、同局では全力をあげて、余震発生の事前探知に努めている。専門家チームは24時間体制で、各種データを監視しているという。

  四川省地震局は19日午後、同日または20日に大きな余震が発生する可能性が高いと発表。成都市などでは多くの住民が屋外で一夜を明かした。予報の刻限までに特に大きな余震はなかったが、屋外で一夜を明かした成都市民のひとりは「政府が事前に警告してくれれば、突然の揺れによるパニックを緩和することができる」と情報開示を歓迎したという。

  2番目の脅威とされる土石ダムは、21日に四川省内で33カ所が確認された。12日の地震とその後の余震による土砂れが、山間部を流れる川をせき止めてできたもので、うち3カ所は決壊の恐れが比較的少ないと判断されたが、最も危険とされている北川県の土砂ダムでは、水深が最大で40メートル、4000万立方メートルの水がたまったとみられている。

  現地は多雨期で水量が増大しており、余震が引き金になり土砂ダムは一気に決壊する可能性がある。下流の平野部は川沿いに人口が密集する街もあり、土石流が発生すれば大きな被害をもたらす恐れがある。

  また、これからは高温多湿期になることから、伝染病の発生も大きな脅威とされている。中央政府の衛生部は21日、被災地に派遣する専門家を増員することを発表。現地では屋外の消毒作業などに力を入れている。

 
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四川地震:山間部の川が「時限爆弾」化、軍支援で厳戒
2008/05/21(水) 10:41:52更新  フリーブログパーツ

  20日付中国新聞社電によると、四川省綿陽市では、山間部でせき止められた川の洪水への警戒を強化している。現在のところ危険な状態が続いており、洪水発生は「時限爆弾」になりつつあるという。
  

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05月28日(水)
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