ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 防衛庁落城
 それにしても、官僚トップの汚職が絶えないのはなぜか。リクルート事件では労働、文部両省、特別養護老人ホームへの補助金をめぐる事件では、厚生省の元事務次官が摘発された。これらの事件は何の教訓にもなっていないようだ。官僚組織そのものに汚職を生む構造があると思わざるをえない。
 守屋前次官は4年間も事務次官を務め、軍需産業との癒着については知り尽くしているはずだ。その実態を明らかにし、防衛利権の闇を一掃する。それが国民に対する、せめてもの償いである。

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元専務「接待はわいろ」認める
2007.11.29 12:33産経新聞

宮崎容疑者(左)と守屋容疑者 前防衛事務次官、守屋武昌容疑者(63)の汚職事件で、贈賄容疑で再逮捕された山田洋行元専務、宮崎元伸容疑者(69)が東京地検特捜部の調べに「守屋容疑者へのゴルフ接待はわいろと言われても仕方がない。防衛装備品納入で便宜を図ってもらいたかった」と容疑を認めていることが29日、関係者の話で分かった。宮崎容疑者はゴルフ接待を行ったことは認めていたが、「わいろの意図はなかった」と主張していた。

 関係者によると、調べに宮崎容疑者は、ゴルフ接待を行った理由について「守屋容疑者と良好な関係を築きたかったから」と説明。「防衛装備品納入でいろいろ便宜を図ってもらいたかった」と、逮捕容疑を認めていたという。ただ、守屋容疑者に対して個別の調達に関して便宜を図るよう要求したことは認めていないという。

 守屋容疑者は容疑を認めているが、妻の幸子容疑者(56)は「宮崎容疑者とは友達。接待はわいろではないと思った」と容疑を否認している
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ゴルフ接待、守屋容疑者と妻が要求
(2007年11月29日14時39分 読売新聞)
 守屋武昌・前防衛次官(63)の汚職事件で、守屋容疑者が防衛専門商社「山田洋行」の元専務・宮崎元伸被告(69)から頻繁に受けていたゴルフ接待の大半は、守屋容疑者や妻の幸子容疑者(56)から宮崎被告に要求していたことが分かった。

 守屋容疑者が別の業者などからゴルフ接待を受けているのと同じ日に、幸子容疑者だけが宮崎被告から接待を受けることもあった。また、接待旅行に同行させた部下らの費用も負担させていた。東京地検特捜部は過剰な接待の経緯について、守屋容疑者夫妻を追及している。
 守屋容疑者は防衛庁(現防衛省)防衛政策課長だった1996年ごろから、宮崎被告らと山田洋行の関連会社が運営する埼玉県や千葉県のゴルフ場などで一緒にプレーするようになった。ゴルフ接待は年間20〜30回、過去11年間で300回を超える。プレーの後は、焼き肉屋やマージャン店などでも接待が行われたが、こうした費用のほぼ全額を宮崎被告側が負担していた。
 関係者によると、ゴルフの大半は、守屋容疑者か幸子容疑者が、宮崎被告に「ゴルフに行こう」などと持ち掛けていた。また、300回超のゴルフの半分以上は、守屋容疑者が別の業者などからゴルフ接待を受けている間に、幸子容疑者が単独で宮崎被告から接待を受けたものだったという。
 守屋容疑者と幸子容疑者は、宮崎被告と北海道や福岡などにゴルフ旅行に行き、交通費やゴルフ代のほか、夜の宴会料や観光施設を訪れた際の入館料まで、毎回20万〜30万円の費用を宮崎被告に負担させていた。こうした旅行も、守屋容疑者夫妻が持ち掛けていた。さらに、接待旅行には、守屋容疑者の当時の部下や知人らを同行させることが多く、守屋容疑者は同行者に「金は払わなくていい」と言い、同行者の費用も負担させていたという。
 特捜部では、守屋容疑者が防衛次官の強大な権限を背景に、防衛装備品の受注などに便宜を図る見返りに、宮崎被告にゴルフ接待や現金提供を要求していたとみている。
 特捜部は、幸子容疑者についても、〈1〉宮崎被告が事務次官である夫からの便宜を期待していることを認識した上で自分も接待を受けている〈2〉夫婦で生計を共にし、妻の利益は夫の利益になる――ことから、公務員という身分はなくても共犯となる「身分なき共犯」にあたると判断している。

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12月01日(土)
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