ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■小沢辞任騒動
 以上のような考えに基づき、2日夜の民主党役員会で福田総理の方針を説明し、政策協議を始めるべきではないかと提案したが、残念ながら認められなかった。
 それは、私が民主党代表として選任した役員から不信任を受けたに等しい。よって、多くの民主党議員、党員を指導する民主党代表として、党首会談で誠実に対応してもらった福田総理に対しても、けじめをつける必要があると判断した。
 もう一つ。中傷報道に厳重に抗議する意味において、考えを申し上げる。福田総理との党首会談に関する報道について、報道機関としての報道、論評、批判の域を大きく逸脱しており、強い憤りをもって厳重に抗議したい。特に11月3、4両日の報道は、まったく事実に反するものが目立つ。
 私の方から党首会談を呼びかけたとか、私が自民、民主両党の連立を持ちかけたとか、今回の連立構想について、小沢首謀説なるものが社会の公器を自称する新聞、テレビで公然と報道されている。いずれもまったくの事実無根。党首会談、および会談に至るまでの経緯、内容について、私自身も、そして私の秘書も、どの報道機関からも取材を受けたことはなく、取材の申し入れもない。
 それにもかかわらず事実無根の報道がはんらんしていることは、朝日新聞、日経新聞を除き、ほとんどの報道機関が、自民党の情報を垂れ流し、自らその世論操作の一翼を担っているとしか考えられない。それによって、私を政治的に抹殺し、民主党のイメージを決定的にダウンさせることを意図した明白な中傷であり、強い憤りを感じる。
 このようなマスメディアのあり方は、明らかに報道機関の役割を逸脱しており、民主主義の危機であると思う。報道機関が政府与党の宣伝機関と化したときの恐ろしさは、亡国の戦争に突き進んだ昭和前半の歴史を見れば明らかだ。
 また、自己の権力維持のため、報道機関に対し、私や民主党に対する中傷の情報を流し続けている人たちは、良心に恥じるところがないか、自分自身に問うてもらいたい。
 報道機関には、冷静で公正な報道に戻られるよう切望する。

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小沢流けじめに不満噴出 民主地方組織「選挙戦えぬ」
2007年11月04日朝日新聞
 小沢氏らしい、辞意表明だった。
 「小沢体質が出た。おれについてこられないなら、おれが辞めるということなのだろう」。次期総選挙で千葉6区から立候補しようとしている生方幸夫前衆院議員は、そう話した。
 小沢代表の地元、党岩手県連の佐々木順一幹事長も「小沢さんらしく、防衛問題などで信念を貫くため捨て身で取った究極の判断だ」と話した。
 だが、党の足元では不満が噴出している。
 小沢代表は、自民党との政策協議について党役員会で拒否されたことを「代表として不信任を受けたに等しい」と発言。山梨県連幹事長の樋口雄一県議は「考え方が内向き過ぎる。党内の意見と総選挙で示される民意、どちらが重いと思っていたのか」と批判した。
 渡辺周衆院議員(静岡6区)は「やめるだけの理由が分からない。政治空白は許されない。有権者への政治不信が広がることも懸念している。ちゃんと説明して欲しい」と求めた。
 緊急会合を開いた長崎県連の川越孝洋幹事長は「自分たちは小沢さんを信じてやってきたのに、何でこんなことになったのか」。
 次期総選挙への影響を懸念する声も多い。
 栃木1区からの立候補を予定している石森久嗣氏は「士気が高まったところだけに……。二大政党を掲げて参院選に臨みながら、連立の話が駄目になったので辞任する、というのでは正直、整理がつかない」。
 現職が引退する北海道8区からの立候補を表明したばかりの逢坂誠二衆院議員(比例区・北海道)も「参院で第1党になり、民主党が国民の期待に応えられる状態になっているときにこういう判断をしたことが国民の理解を得られるかどうか」と心配顔だ。

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11月04日(日)
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