ID:22831
『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (39)
2007年08月18日02時37分
 東京電力は17日、新潟県中越沖地震で被災した柏崎刈羽原発の原子炉の点検について、最初の1基で年内いっぱいかかる見通しを明らかにした。ほかの6基の点検終了時期は未定という。故障があれば修理に時間がかかる。数年かかるとされてきた運転再開は、さらに遅れそうだ。
 地震時に検査中で、原子炉圧力容器のふたが開き核燃料も取り出されていた1号機を優先する。
 21日からまず、原子炉内に水中カメラを入れ、上半分について、燃料集合体を支える上部格子板がずれていないか、中性子を測る局所出力領域モニターが外れたりしていないかなどを5日間にわたって点検する。その後、炉内機器を取り外すための天井クレーンの安全性を確認したうえで、9月中旬から再度全体的な点検に入る。
 並行して7号機の点検にも着手するが、原子炉圧力容器のふたを開けたり燃料を取り外したりする機器の点検に10月下旬までかかり、炉内点検はその後になる見通し。
 東電はまた、今回の地震を踏まえて、海域(原発の沖合50キロ、海岸線と並行して150キロ)、原発から半径30キロの陸域と長岡平野西縁断層帯のある一帯の地質調査をすることを明らかにした。
 東電は「今回地震を引き起こした断層に加え、ほかにも断層がないか調べて原発の安全性への影響を調べる」としている。



4、柏崎刈羽原発:IAEA「情報は迅速に公表されるべき」  毎日新聞
 【ウィーン会川晴之】国際原子力機関(IAEA)は17日、新潟県中越沖地震で被害を受けた東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)の調査報告書を発表した。耐震設計上の想定を上回る地震発生にもかかわらず、運転中の原子炉が安全に緊急停止したほか、「見た目では損傷がない」(ジャメ調査団長)など、予想より損傷が少なかったとの結論を出した。一方で、放射能を含む水が漏れていたことを国などに報告するのが遅れたことについて「情報はより迅速に公表されるべきだった」と指摘した。
 報告書では、地震の発生が午前10時13分だったが、原発6号機から放射能を含む水が漏れていたことを政府などに報告したのが午後6時52分だったと指摘。「重大な漏れでなかった場合であっても、緊急機関に指針を与えるために、国などへのできるだけ速やかな報告が重要」とした。
 会見した調査団長のジャメ原子力施設安全部長は、経済産業省原子力安全・保安院が進める調査を引き続き見守る姿勢を示すとともに、運転再開には「数カ月以上かかる」との見通しを示した。ただ、地震によるクレーンの損傷で、原子炉圧力容器のふたを開けられず内部調査が進まない原子炉もあるほか、今後の調査の結果次第では、機器の交換が必要となる可能性もある。このため、IAEA内では「7基すべてが運転を再開するには1年半〜2年程度かかる可能性もある」と分析する声もある。
毎日新聞 2007年8月18日 11時48分 (最終更新時間 8月18日 11時57分)



5、柏崎刈羽原発:地震被害1948件に  毎日新聞
 東京電力は17日、新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原発(柏崎市、刈羽村)の被害が、8日までの確認分で1948件に達したと発表した。
 7月末までに確認された被害は1478件で、8月になって470件増えた。内訳は、機械の破損・変形163件、建物のひびなど162件、水漏れ71件など。新たな放射能漏れや、法令で報告が義務づけられた故障は確認されていないという。ただ、重要機器が集中する原子炉本体(圧力容器)の内部は未点検で、この数字に含まれていない。
 また、同社は同原発1号機の圧力容器の内部点検を、21日から始めることを明らかにした。1号機は地震発生時に核燃料が入っておらず容器のふたが開いていた。25日までに、水で満たされた容器のほぼ上半分を水中カメラなどで調べる。終わるのは12月の見通し。
 1号機以外は、ふたが閉まっており、開けるのに必要なクレーンの点検などに時間がかかる。7号機のふたを10月に開ける予定だが、同原発の原子炉全7基の点検が終わるめどはないという。【高木昭午】
毎日新聞 2007年8月17日 21時14分




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