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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (32)
新潟県中越沖地震で東京電力の柏崎刈羽原子力発電所が被災した問題で、東電は10日、地震で原子炉が自動停止した後、炉内の水位低下防止のため緊急炉心冷却装置(ECCS)を手動で使っていたことを明らかにした。
ECCSを手動で使うのは、東電の原発では初めてという。
ECCSは本来、緊急時に炉心の空だきを防ぐため自動的に作動し、炉心に水を注入して事故を防ぐ。経済産業省原子力安全・保安院は「ECCSを手動で使うこと自体は問題ないが、今回はそのせいで逆に水位が上がり過ぎた場面もあり、本当に使う必要があったのか検証したい」としている。
(2007年8月10日23時39分 読売新聞)
5、JR越後線、25日ぶりに全線で運転再開 読売新聞
新潟県中越沖地震で不通になっていたJR越後線の柏崎(柏崎市)―吉田(燕市)間(約50キロ)が10日復旧した。
同線は25日ぶりに全線の運転を再開。午前4時58分、柏崎駅を新発田行きの始発電車が出発した。
当面は徐行運転で、1日の運行本数も平常時の約半分だが、午前8時ごろ、柏崎駅に普通電車が着くと、通勤客らが次々降り、柏崎市西山町、主婦広川美知子さん(76)は「久しぶりに病院に行けます」と話していた。
JR信越線の柏崎―柿崎(上越市)間は依然、不通。
6、都市ガスの供給が9割復旧、3000戸は難航…柏崎・刈羽 読売新聞
新潟県中越沖地震で被災した柏崎市と刈羽村で10日、倒壊家屋や被害が大きな地域などを除いて都市ガスの供給が約9割近くまで復旧した。
しかし、約3000戸については難航が予想され、復旧のめどが立っていない。応急措置の段階が過ぎ、自衛隊の炊き出しや入浴サービスなどの支援策が徐々に終了に向かう中、未復旧世帯は取り残された格好で、飲食店などから悲鳴が上がっている。
柏崎市ガス水道局などによると、両市村の地震後の復旧対象戸数は約3万1000戸。このうち、約2万7000戸が10日までに復旧した。未復旧なのは10日午後7時現在で4296戸だが、うち約1000戸は12日までに復旧する見通し。
ただ、残る約3000戸については、ガス管に入り込んだ地下水の排出に手間取っているうえ、家屋が倒れる恐れがあったり、障害物のある道路に工事車両が入れなかったりして復旧の見通しがついていない。市は13日にも改めて復旧計画を立て、対策を練る。
柏崎市南半田の女性会社員(49)方では、10日、25日ぶりにガスが復旧した。これまでは、毎日、卓上コンロとやかんで数時間かけて湯を沸かし、風呂に入っていた。少しでも早く沸くように、日中は自宅前にペットボトルやポリタンクに風呂用の水を入れて並べていたという。女性は「もう苦労をしなくていいと思うと、うれしい」とホッとした表情を見せた。
一方、未復旧の柏崎市西本町の「いづみや食堂」は店を再開できないでいる。以前は9口のコンロを使って丼物やうどんを提供し、親しまれていた。常連客からは再開時期を尋ねる電話が掛かり、「まだやってないのか」と訪ねてくる客もいるという。
地震の被害は、建物の内壁にひびがるなどした程度で比較的軽かったが、「ガスが止まれば商売にならない」と、店主の浅野隆さん(75)は嘆く。
市災害対策本部は未復旧世帯に卓上コンロを配っているが、業務用に使えるほどの火力はない。浅野さんは「1週間くらいで元通りになると思っていたが……」と肩を落とした。
(2007年8月10日21時41分 読売新聞)
7、商店街復興へ大学生らが調査 新潟日報
中越沖地震で被災した柏崎市東本町2の「えんま通り」商店街復興に向け、聞き取り調査をした県内大学の学生らが10日、現地で報告会を開いた。
調査は6―9日の4日間、同市の新潟工科大など4大学の学生と研究者30人余りで実施。40軒の商店主らから地震被害と再建への思いなどを聞いた。同商店街には住居併用店舗が多く、迷いはあるものの商売を続ける意思を持った人が多いことが明らかになったという。
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08月11日(土)
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