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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■中越沖地震の記録 (2)(3)(4)(5)(6)
7、柏崎中心部で「液状化」発生、地面横滑り被害拡大か


1、住宅損壊1300棟超、余震続く

 柏崎市などで震度6強を記録し、死者が9人となった中越沖地震では17日、重軽傷者は約1100人に上り、損壊住宅は1300棟を超えた。同市は応急仮設住宅1000戸、刈羽村は100戸の建設を県に要請。県は同市に250戸を23日に着工し、8月12日の完成、引き渡しを目指す。
17日は日中から雨模様となり、同市は土砂崩れの恐れが高まったとして西山町別山と西山町中央台団地の計11世帯に避難指示を出した。同市高柳町磯之辺では集落に通じる県道2カ所で土砂崩れが発生、3世帯4人が孤立状態にある。
現地では余震が続いており、発生回数は本震以降同日午後9時までに92回を数えた。
県によると午後8時半現在の重軽傷者は1091人。住宅の損壊は全壊343棟を含め、1299棟に上る。

 県警は広域緊急援助隊とともに倒壊家屋など72カ所を捜索したが、取り残された人は見つからなかった。

 柏崎市などの避難所では午後8時半現在、8995人が避難。自衛隊が炊き出しをしている。また自衛隊が設置した仮設風呂は、雨の中、傘を差して並ぶ被災者約200人が列を作った。

 同市、刈羽村が落下物など被災した家屋の危険性を示す建物危険度判定を進めており、17日には1009戸を判定。18日はさらに体制を強化して実施する。

 国道8号は通行止めになっていた上越市長浜が片側交互通行で開通したが、全面復旧には数カ月かかる見通し。長岡市大積千本町の通行止めは続いている。

 JR信越線は青海川駅近くの土砂崩れ現場を調査したが、復旧には相当期間を要する見通しだ。

新潟日報2007年7月17日
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2、原発トラブル50件 首相「報告遅い」と東電を批判 中越沖地震
産経新聞

柏崎刈羽原発のトラブルについて記者会見する、東京電力の鈴木良男原子力運営管理部部長(左)=17日午後、東京都千代田区
 新潟県中越沖地震で、東京電力は17日、自動停止した柏崎刈羽原子力発電所7号機の主排気筒から放射性物質が検出されたと発表した。同社は「周辺環境への影響はない」としている。5基で主排気筒につながるダクトにズレが生じている。ほかにも計50件の被害が相次いで判明。安倍晋三首相が「報告が遅かった」と述べるなど、トラブル多発と報告の遅れについて東電を批判する声が政府から強まり、新潟県原子力安全対策課は立ち入り調査した。

 東電によると、検出されたのはヨウ素131、同133、クロム51、コバルト60。放出された放射性物質の量はごくわずかで、これによる放射線線量は国の基準(年間限度1ミリシーベルト)よりはるかに少ないという。

 主排気筒の放射性物質の汚染濃度は定期的に測定しており、今回は検査用フィルターから検出された。通常、この検査用フィルターから放射性物質は検出されることはない。同社の鈴木良男・原子力運営管理部部長は「地震の影響の可能性が高いが、なんともいえない」と述べた。

 一方、今回の地震で7基のうち5基で主排気筒につながっているダクトにズレが生じていた。同社は「破損ではなく機能は失われていない」としているが、放射能漏れの有無について調べを進めている。

 さらに1、2、3号機の変圧器で施設を固定している基礎ボルトが折損し、油漏れを起こしていることも判明。16日に出火した3号機の変圧器は、こうして漏れた油に引火したものとみられている。

 会見で同社の上津原勉・原子力立地本部立地地域部部長は「基本的に漏れてはいけないものが漏れた。設計上の地震動などを考えなければならない」と述べた。

 さらに、使用済み工具など低レベルの廃棄物を貯蔵している棟内のドラム缶約100本が転倒しているのも見つかった。このうち数本は上蓋が開いているという。貯蔵庫内が微量の放射能で汚染されていることも確認された。


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07月17日(火)
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