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『日々の映像』
by 石田ふたみ
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■ 予測 2
アメリカが国内重視への姿勢を強めるにつれて世界経済の変調は加速された感があります。
先に経済破綻したトルコはアメリカの支援を期待していたが駄目で、IMFからの融資を受けるべく必死であります。
トルコ中部の11の村を一件あたり1億6千万円で村ごと売りに出すという奇策に転じています。経済破綻が農家の破綻、
企業の破綻、中流階級の没落を生み、それが社会不安へとつながっています。対岸の火事とは言えません。明日のわが身
を物語っているようでもあります。その意味ではトルコを視察し、わが身を守る教訓にしたいものではあります。
ところで一方アルゼンチンでは4月後半に予定されていた国債の入札が取りやめとなり、ついに外債の債務不履行が
再び発生かと危惧されています。アルゼンチンも3年ごしの景気後退の結末のようです。
このアルゼンチンの問題はブラジルを初めとして、他の発展途上国の金融市場にも悪い影響を与えている。
FRBのグリーンスパン議長は政策金利を0.5%引き下げる措置をとりました。しかしアメリカも苦戦を強いられています。
いずれは脱出するでしょうが、パソコンの売れ行きも減退、コンパックでは第一四半期の純利益は74%も減少しているそうです。
ご存知の如くスエーデンの通信会社エリクソンでは1万2千人の人員整理を発表しています。
最近は通信会社の経営不安が多く、欧州のViatelが債務不履行、アメリカのPAIネットはもうすぐ破産とか。
これらに対してアメリカと欧州は金融政策をめぐって対立状態にある。欧米間の政策不一致は市場混乱、経済混乱
のおおいなるきっかけになるだけに、今後の金融市場の動きは波乱含み模様といわれている。
目を転じて、イスラエルとパレスチナの関係はどうかというと、これとて一向に収まる気配どころか、泥沼の様相。
アメリカの戦法はというと、今まではなかったが、この地域の平和維持軍を撤退させる模様である。
この地域からアメリカが出て行くことは、大変な変化であり、今まで常に敵対関係にあった
サウジアラビアはイランと安全保障条約を結び、さらに同じイスラム教国であるトルコは経済破綻で内政不安、
インドネシアでも国家分裂への動きがあり、一方ロシアはやっと経済が軌道に乗り出して、新たな債務の調達
は不要と発表し、ユーラシア大陸からアメリカの力がだんだん薄くなりつつある。反面中国とロシアの影響力が強まって
いる。アメリカは米州サミットをカナダで開催し、アラスカからアルゼンチンまでの自由経済地域構想を打ち出した。
アメリカが世界のことに構わなくなってくると、日本の立場が微妙になってくる。これからは自分の実力で(アメリカの庇護
のもとで戦後の平和を謳歌していた時代は終わったよう)世界の列強、アジアの猛者たちに返り討ちにあわないように
生き抜いていかなければならない。
小泉構想は自民党の若手を巻き込んで最後の戦いに挑むであろうが、自民党が立っている老朽化した基盤からは
抜け出せないのでは。利権ガリガリの自民党の古狸を丸裸にして追い出さない限り本当の改革はできない。
そこまでの実力、アクの強さはどうもなさそう。今回は無理な様相が強いと言われている。
まさに自民党全体が、与野党入り乱れた政界大再編へ、戦国時代に突入し、「この人なら改革が出来る、この人なら
理想も高いし、実務能力もあるし、強いリーダーシップが取れる」というリーダーが国民に選ばれ始めて、これから
新しいリーダーがどんどん出てくる。そして、親の七光りではなく、自力で這い上がってきて、これまでの常識とは
全く違う結果が出て、大きく日本は変わる。それまでの戦国時代はまだまだ続くのでしょう。
どんどん世界は変わる。世界の大局観をしっかり見極めて行動できる人が「政治においても、経営においても」
中枢にいないと、おいてきぼりをくいそうです。。
日本に創造的破壊ができるのか NO.1
小泉総理は言う。「今、大変革をしなければ日本は滅びる」、「生産者優先から生活者優先への変革(この言葉 日本創造経営
の薄衣佐吉会長より15年前から耳にタコが出来るほど聞いた)」、「構造転換で自由で豊かな暮らしを実現」、「経済大国という
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01月04日(木)
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