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ひぽこんコラム
by 和田
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■猫の家
 お昼頃、渋谷に行ったらビックリ。サッカーのユニフォーム着た若者がグジャラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜といっぱい居て、デモでよく見る青白の装甲車がズラ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜。

 なんだなんだ?と思ったら、どうやらスポーツバーでサッカーを見て、その後、渋谷で騒ぐらしい。。。。

 あああ。お馬鹿な若者たち。まぁ。若者とはお馬鹿なのだろうが。集団でないと騒げないのだなぁ。てか。集団集団て。あんたら、もうじき、もしかしたら戦場送られてまうかもしれないんだよ〜〜〜っと、若者たちを見つめた。

 あんたら。。。。今週決まるかもしれんのだよ。今は浮かれておるが、もしかしたら、来年の今ごろ、戦場におるかもしれんよ。

 そう思ったら、お馬鹿な彼らが不憫で。。。

 で。

 なんで。こんな日曜に渋谷に行ったかというと、コレに行ったから。コレ↓



 ピカロ・タロウさんこと、真鍋太郎さんの「猫に、恋」展。

 すごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい。

 すごおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおい、良かった!!

 もおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお。すごい良かった!!

 泣いたっ。

 太郎さんは、友達の赤尾さんの友達なんだけど。あの3・11のとき。リクルートのビル23階@東京駅。。。に赤尾さんと私はいっしょに居て、そして泣きながら歩いて、たどりついたのが渋谷の太郎さんの家だったのだ。泊めてもらって。赤尾さんと、赤尾さんの夫さんと、太郎さんと太郎さんの妻ヨーコさんと、5人で、寝ることもできず、テレビを見て、みんなで震えていた。

 あの時間を共に過ごしたって。。。すごい経験だ。あのときも太郎さんは絵を描こうとしていたけど「ダメだ、無理」と言って、みんなのテレビの輪に加わったっけ。。。

 そんな思い出のある太郎さんの猫の絵展。どれもすごかった。。。これ、どうやって描いたの?という感じで。同じモチーフを色々なアイディアで作品にしてある。

 どうやって描いたんですか?と聞いたら、覚えてないのも多いっていう。やってるときは必死だから、忘れちゃうって。。。

 でも、「今ぼくは63歳で、やっとイメージを形に出来るようになったんだよ。こうやりたい、と思っても、若い頃は技術がなくて、それをそのまま自由に現すことができなかったけど、今やっとできるようになった」とか、すごいいいことを言ってくれて。。。泣いた。

 そうだ。そうなんだ。。。技術ってすごい大切だ。技術を学ぶ、練習するって、すごい大切だなぁと思った。。。。

 やり続けるって、大切なんだ。。。

 うん。

 筆は古い方がいいとも言ってた。その方がいいタッチが出るって。うん、そうか。

 芸術家の言葉はいちいちが深いわ。

 その後、赤尾さんから色々聞いてる夫妻に「で、戸隠はいつ行くの?」などと言われて。オレの戸隠話、こげなところでまで知られておるのか。。。と驚き。

 猫の家を戸隠に建てる話などで盛り上がりw

 ドーナツもらって、モグモグってきた。

 残念ながら、この展覧会は今日まで。。。もっと早く行けば良かったわ。

 猫りん。



 

 金屏風みたいな猫もいたりして、おもしろかったなぁ。。。うん。猫。猫。猫。にゃああっ。

06月15日(日)
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