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ひぽこんコラム
by 和田
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■トラちゃん
ＰＳ；このフクイチの排気塔倒壊の危険性って、実はものすごい恐ろしいことなんだ。
とてもつもなく放射線量が高いから誰も近づけない。これが倒れたら、誰も近づけない。
と。現場作業員の方がつぶやいておられました。
昨日はシモマン家で遊んでいて、シモマン家の病気猫「トラちゃん」がご飯を食べた少し後に、いきなり椅子から立ち上がったと思ったら床に行き、全身をワナワナ震わせだし、「うわああ、トラちゃんがおかしいよおおお」と叫んだ瞬間にゲロロロロロとゲロったのに驚いた。
いつものことらしく、シモマンはぜんぜん慣れた風。ゲリもしょっちゅうで、そこいら中、トラちゃんのゲロとゲリの跡だらけ。でもトラちゃん、生きてるんだから、すごいわ。げそげその痩せた身体で、そのくせ、人が食べてるものは死ぬほど欲しがり。あちこちの食べ物を狙い漁る。
それを阻止するシモマン。シモマンが多動の人になってしまったかのように、トラちゃんの後を追いかけ、トラちゃんとの闘いの日々。。。
トラよ。。。。落ち着け。
なのに、もう一匹、飼い主のいない猫「ハマちゃん」も預かるシモマン。トラちゃんも、元々はそうやって預かり猫だったのを、誰も飼う人がいないから、飼ってるんだが。
このハマちゃんも、明らかにちょっとおかしい猫で、いったんはちょっと慣れた？と思ってもすぐに私のことなんて忘れてしまい、シャアシャア異常なほどの威嚇を繰り返し、発狂したかのような異常な動きを繰り返す。これまた大変。
動物病院みたいになってるシモマン家。これからは「女ムツゴロウ先生」と呼ぼうか。。。。
そのシモマン家でご飯を食べながら、これもベクレってるね、などと原発の話をしまくる。
でもって、なんで、「アタシ、反原発のデモに行ってます」とか言うと、人はみんな遠い目というか、凍りついた雰囲気になるのか？
ということを話す。私がもう何十回も体験してること。シモマンも。
「みんな、そういう人がいるとは知ってるけど、いざ目の前に現れると、どうしたらいいのか分からないんじゃない？」とシモマン。
みんな心の中じゃ、原発イヤだなぁと思いながらも、何もせず、何もできず、漠然としてるだけで、そこへ活動家みたいな人が現れると気まずいのかな？
別に気まずくならず、「へぇ。私も原発イヤなんだよね。でもデモも苦手で。どうしたらいいのかな？」って言ってくれればいいのに、と思う。
ほかにも、いくらだって方法はあるのに。
などと言ってる間にも、トラちゃんはテーブルの上のご飯を狙って、いきなりビュッと飛び上がってきたりする。
げそげそに痩せてて、ご飯も食べちゃ吐いて、ゲリってるのに、なんていう身体能力！
トラちゃんて、この子。意外と可愛い奴。
09月27日(金)
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