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ひぽこんコラム
by 和田
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■朝日のあたる家、東京公開決定だぴょん!
わああいわあああああああああい。
「朝日のあたる家」の東京での上映が決まった!
↓
(映画.com ニュース) 原発問題を扱っていることから、公開劇場がなかなか決まらなかった山本太郎の出演作「朝日のあたる家」(太田隆文監督)が、愛知県の3劇場に続き、東京、大阪、福岡などでも公開されることがわかった。
「脚本を読んで、テレビ、新聞などのマスコミ、メディアのスポンサーへの気遣い偏向報道で事実を知ることができていない人たちにも、もしかしたらこの作品を通して原発事故の悲惨さが疑似体験できるのではないか、と思いました」と山本が語る本作は、全国の有志たちによるTwitterなどで公開を求める署名活動により、9月に愛知県内のコロナシネマワールド3劇場での公開が決定。その反響を受けて東京・渋谷アップリンク、大阪シアターセブンなど大都市の劇場のほか京都、福岡、岐阜、新潟、石川、福井、青森でも公開が決まった。
自然に囲まれた美しい町に住む平田一家。大学生の長女あかね(平沢いずみ)は、都会での一人暮らしを夢見ていた。そんな時に大地震が起き、原子力発電所が爆発、福島の事故と同じ事態に直面し、あかねら平田一家も悲しみの渦に巻き込まれて行くという物語。山本のほか、いしだ壱成、藤波心らが共演する。
東京公開は渋谷アップリンクで9月28日から、そのほか各地公開日は公式HP(http://asahinoataruie.jp/)で告知。
・・・・・・最近ずっとツイッターでこれのことをつぶやいていた。決まってうれしい。
原発映画=特別上映じゃだめだと思う。
商業監督の撮ったドキュメンタリーじゃない原発映画が、あたりまえに、日常の中で映画館で上映され、恋愛映画を観に行くようにして友達とワイワイ見に行って、お茶して、ああだってねえ、こうだってねえと話す。そんな風であるべきだと思う。
原発映画だからって特別視したりタブー視する世の中はもう止めてほしいんだ。
だから、これがこうやって劇場公開が次々みんなの応援で決まっていくことはうれしい。
でも東京はまだ1館だけ。それじゃつまらない。もっとたくさんの劇場が公開してほしい。このあいだからポレポレ坐の人にメールをしてるけど、返信はない。
でも声は届いてると思いたい。
たかが映画、されど映画だと思う。
デモや抗議行動で声をあげるのもいいけど、こうやって映画という親しみやすい媒体を通して原発を考えるきっかけをもらえることはすごく意義があると思う。
ハードな表現よりソフトな表現。
それに物語なら心にズシンと入ってきやすい。
映画や音楽が訴える力はデモとかとは違う力がある。もしこの映画がヒットしたら、ヒット作は見てみたいというミーハーな人も見てくれて、原発について考えるかもしれない。
エンタメの力ってぜったいにあるんだと思う。うん。
昨日ここに書いた韓国のロックのお祭=ホンデナイトもそうだけど、大久保で差別デモに抗議の声をあげるのもいいけど、ホンデナイトに集まって韓国の文化に触れる。それで差別とかそういうことが根本的にバカバカしいと知る。
そういう知り方ってすごく大きいと思う。知識とか理論とかじゃなくて、観たり聴いたりして感じることで、これはダメだとか、これはこうだとか思えるのって変わらないし、忘れないし、揺れない。
エンタメの力ってそういうもんだと思う。うん。
08月14日(水)
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