ID:16853
ひぽこんコラム
by 和田
[829400hit]

■また朝から考える
今朝のトロさんのメルマガにあったのが。。。(勝手に引用)


季刊レポ11号発売中!

僕はライターって職業、捨てたもんじゃないと思っている。
状況を見れば笑ってばかりもいられず、シビアな現状も語られて
いるんだけど、よく読んでみて欲しい。11名の執筆者の誰も、
やめてしまおうかとか、もう無理なんて言ってない。
ライター特集を読んで、編集者たちが言うのは、自分はライター
が何を思っているかわかっていなかったということだ。

12号からの年間購読も受付開始しました。
http://www.repo-zine.com/


 そうなんだよね。そうなんだ。私もこんなに苦しい生活なのに、昨晩は思わず熱く語ってしまったように、ライターを辞めてしまいたい、とはコレっぽっちも思わないんだよね。

 苦しい中で、あれはどうかな? これに行ってみよう?とか、いつもいつも考えてる。

 バカなんだけど。。。。永遠の妄想家。

 でも、朝、起きると、ああ、ダメだ、このままなら死んでしまうと毎朝思う。

 今朝も思って、それならちゃんと、たとえば介護の仕事とか身につけるといいのかな?とかも考える。

 自分が介護現場で働く姿なんて想像する。

 お婆ちゃん、これ、食べて、ほら、ほら、早く、

 なんて老人をせっつく。徘徊するおしっこ臭いジイさんを部屋に戻す。ウンコだらけになったジイさんを拭く。

 やれやれ。

 デブの婆さんを抱えて、腰が痛くなる。

 ふうう。ふううう。

 しかし、意外とそれも悪くはない。それはそれで出来るような気もする。

 でも、きっと、間違いなく、その間も、私はこれをネタに今日のブログに書こう、とか思うんだ。

 どうしたって、いつも頭の中で文章が組み立てられていく。

 言葉がグルグルして、物語になってしまう。



 今、頭の中にあるのは、自分とれい子さんとネコの物語。

 これは近日中に書こうと思ってる。師匠評伝本にはまるで書けなかった、私が師匠の家に働いてるとき、ネコがいて、師匠がいて、私がいて。親子ほど年の違う私たちが、どんな風にいたのか。見ず知らずの私たちが、どんな風にいたのか。ネコをはさんで書いてみようかなとか思ってる。

 何せネコは間違いなく、その中心にいたから。

 あの頃見えなかったことが、今なら見えるんだ。だから、今やっとこれが書ける気がする。

 それから、来週、コンビニ本をいっしょに作った遠藤君と、とあるレクチャーに行くから、それが何かにつながるといいなあと思う。アラビアな世界。

 それから、まだ1回もいけてないけど、毎週火曜日に浪曲の会が、日本浪曲協会である。そこは浪曲師さんとのおしゃべり付きなんだ。私は今、浪曲にすごく興味があるから、それを探ってみたいなぁと思ってる。日本伝統の話芸。きっとそこにはもんすごい世界があると思う。

 それからオリコンで連続的にやろうとしてるネタがあったり。

 もちろん、週刊朝日には、またエンタメな企画を出したい。

 やりたいことはいっぱいある。

 ただ、それがすぐにお金にはならないし、日々の生活がたいへんで、何かこう、生活を支えるものがもう少しほしいなぁと熱望する。

 アイ・ニード・連載っ!

 無理なら、もう1個、バイトするしかないな。。。うん。

 
 人生は大変なことばかりだけど、でも、ライターという、この私がすごく下手くそなコテで、ペタペタとコンクリの塊を固めて重ねてきたこの仕事だけは、どうしても手放したくないんだよな。そのためには、介護ウンコ交換だって、揚げ物じゅうじゅうのスーパーの惣菜部でも、なんでもやるんだ。

 やれるだけ、ありがたいことなんだ。

 うん。

 でも朝は悩み、朝は暗い。

 でも、今、朝、バラカン・モーニング@インターFMが始まって、朝、音楽が流れるから、それにけっこう救われている。ありがとう、ピーターさん、いい音楽を!


[5]続きを読む

04月08日(月)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る