ID:16853
ひぽこんコラム
by 和田
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■Automatic for the People by R.E.M.
PS:中野の通り。電気屋さんの前で、バルトの相撲を見入る2人のオジさん、、、。中野の街頭テレビか! 昭和30年代そのままな中野っす。




 ボブ・ディランの日本ツアー会場で売ってるらしいチロルチョコ。ファンじゃなくても、これは欲しい。海外からも垂涎じゃないのか? これ。。。すごいプレミアになりそう(って、e-Bayで高値になりそう)。

 午前4時。仕事してます。


↑昨日はなぜか午後6時過ぎに寝てしまい(もう仕事できる体調じゃなくて)夜中に起きて仕事して、また↑この後少し寝て朝9時に起きました。やれやれ。

 そして朝1から、100年ぶりくらいにハゲりんの「オートマチックフォーザピープル」を聴く。なぜか。。。ハゲりん。なんだかすごいお久しぶりだ。ぜ〜〜〜〜〜〜んぜん聴いてなかった。最近はシャーデーとかずっと聴いたり、ナタリー・マーチャントとか、女の人ばかり聴いていた。ハゲりんを聴こうとは微塵も思わなかったのだが、きのう、日本1の通訳、染谷さんと電話で話してて、染谷さんにハゲりんの通訳をお願いして電話インタビューしたことがあって、それが「5年前のちょうど今頃」とか染谷さんが教えてくれて、ああ、なんだか懐かしい〜〜と思ったんだ。

 染谷さんは日本1の通訳だから、ハゲりんがすごく楽しげに楽しげに語ってくれた。あんな楽しげなハゲりんの声はそうそう聴いたことがない。インタビューって、質問がどうのこうのよりも、まずはそうやって、相手をノラせられるか、ってことが一番大切だ。染谷さんは通訳さんだが、ノラせるのが上手。それでいて、私がぐじゅぐじゃズラズラ書いた質問を的確にまとめて、時間内にぜったいに全て終わらせてくれる天才。日本語も美しく、英語もすばらしく、本当にすごいと震える。震えるんだ、本当に。通訳さんの素晴らしさに震えるって、ほんと、すごいことだと思う。

 そしてハゲりんの『オートマチックフォーザピープル』は考えたら1992年の秋に出たものだから、もう17年とちょっと前と、だいぶ古い作品だ。なのにちぃとも古くなくて、驚く。どんなときも、すぐに作品の世界に入って行ける。

 心の森の、奥深くにいっしょに分け入って行ける。生い茂った木をかき分け、泉をジャブジャブ歩いて渡り、滝だって登る。グイグイと、いっしょに進める。こんな風に心の冒険が出来るアルバムは少ない。悲しみの奥底に沈んでいくとは違う。心の冒険ができるんだ。そこには勇気と希望がある。

 死がテーマのアルバムなのに。不思議だ。

 ああでも。死を見つめたからこそ、そこには希望が、生きていく勇気があるのかもなぁ。17年前、まだ30代前半のハゲりんはなぜにそこまで見つめたのだろうか。

 R.E.M.の『Automatic for the People』、まだ聴いたことがない人は、ぜひぜひぜひぜひ、聴いてあげてください。ハゲりん、渾身の作品ですわ。
03月19日(金)
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