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ひぽこんコラム
by 和田
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■変なことだらけ
 中でとにかく多く出てくるのが「実的刺突(じってきしとつ)」というので、これは生きた中国人を、目隠しにし、後ろでに立ったまま杭にしばり、日本の兵隊、しかも初年兵が訓練のために、彼らを銃剣で突き刺して殺すというの。これはとにかくたくさんたくさんあったそうで、命令されると「認められるチャンス」だし、逃れることは出来ないから、みんなやったそう。殺されるのはもちろんただの農民たち。そして思い切り何度も何度も突き刺してもまだ息があると、穴に生き埋め。そして女は強姦され、焼討ちされ、「人間のものとは思えない叫びをあげて」みんな死んでいったそうです。面白半分に上官が「この女どもを突いてみろ」と命令してきて、初年兵たちが銃剣で裸の女たちをめった差しにして内蔵がそこらじゅうに飛び散り、それでも瀕死の声をあげていた、という話もありました。でももうそうなってくるとやるほうも心が壊れていて、かわいそうとも思わず、戦争が終わってソ連に抑留される側になってからも「オレは上官に言われてやっただけで何にも悪いことはしてない」と反省も出来なかったとか。でも戦後あった中国の戦犯管理所で学習熱が高まり、そこで自分がしたことを初めて反省したという言葉がたくさんあった。だからこの本ができたわけで。

 生きたままの生体解剖、腕をちぎる、足をちぎる、そういうことも日常茶飯事で、戦争と言う狂った状況を垣間見ます。もし今、中野区の路上で同じことがあったら、とんでもない大事件だ。

 それにしてもよく耳にする、「いつまでも中国人は戦争のことをうるさく言う」という言葉が恥ずかしくなる、そんな1冊でした。

ps:すごくかわいい映像@youtube

08月24日(木)
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