ID:1657
東京の片隅から
by はる
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■着せる側、着る側
AKBグループがナチスドイツ軍服を連想させる衣装を着てコンサートを行い、問題となったケース。
画像を見る限り、ワンピースだけならばグレーゾーンかもしれないがマントと帽子がセットになると完全にアウト。
グレーの軍服風ワンピースは、制服のイメージと言えなくもない。これだけなら問題視されなかったと思う。
マントのあわせもまだギリギリボーダーライン。黒のベルベットリボンなどの甘さがあれば問題はクリアしたと思う。
問題は、帽子。あれは言い訳できない。細かいところが違うとマニアには言い張れても、世間的にはあのシルエットで鷲のマークはナチスを連想させる。
個人的には、そもそも10代のアイドルに軍服モチーフの衣装を着せること自体がアウトだと思う。「艦これ」や「ガルパン」、その他の萌えキャラで麻痺してるんだろうな。
あまりにも制作側に配慮がないし、それをメンバーの誰も問題視しないでそのまま着て舞台に出てしまったところに、アイドルのお嬢さんがたの学校の成績の残念さが推し量れる。
そして、その衣装を擁護する側のツイートも同様に低レベル。ユダヤ側の陰謀だとか言っているが、ナチスの本質はそこじゃない。
ワイマール憲法を骨抜きにして「合法的に」(どこかの麻生君がそんなこと言っていたね)政権を奪取したこと、支持者に女性が多かったこと、強制収容所に送ったのはユダヤ人だけでなくロマや同性愛者、精神・身体障害者、宗教者等々、自分たちの思想の体現に「邪魔」なものが抹殺対象となっていたこと、ユダヤ人やロマなどの中でも金髪碧眼の「見た目が望ましい子」を親と引き離してドイツ人家庭の養子にし、民族アイデンティティを抹殺したこと、等々。ここでは書ききれない。
もっと近現代史の授業できちんと取り上げるべきだし、せっかく大使館がセミナーに招待してくれているのだから、この際AKBグループ全員と制作側もセミナーを受けに行けばいいんじゃないかな。
11月02日(水)
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