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つらつらきまま
by seri
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■ゴメン、落語じゃなかった
お昼は神保町花月に「なんでもええわ」を聞きに行く。
トーク内容は
「疑惑芸人コホリ」「真面目芸人・遠藤かおる」「修士流・職務質問の対処」「テーマその1:桜」「テーマその2:殺虫剤」「テーマその3:むちゃぶり(かきこみ禁止令のため、お題は割愛)」「テーマその4:ベビーバス」etc。
小堀さんは色んなことを疑われて誤解されているのが嫌だ、ということで色々弁解していくのだが、自ら墓穴を掘って自爆する、というなんだかもう予定調和な結末に。
小堀さんのプライベートについては法に触れるようなことだけはしてくれるな、という最低限のことしかもう望んでないなぁ。
「あの人は、私生活はアレだったが、打って変わって芸には、人一倍真面目だった」みたいなことを誰かが後々言ってくれれば良いけど。
儚い願いだろうか。
それにしても、何で財布にあれが入ってるんだろうか。
これが修士さんだったら引くけれど、小堀さんなだけにこちらも思考が一周回ってしまい、引いたり驚いたりすることなく(それは優しさの表れといえるのか?いや、そんなこといえないよな)なんてことを淡々と思う自分が少し嫌だった。
トークライブは1時間で終わったので、終演後はICI石井スポーツに寄り、登山グッズをわくわくしながら見る。
そして、半蔵門線に乗って三軒茶屋へ。
鶴瓶噺に行くのは今年で4回目。
今回は3階席だったので、関係者で誰か芸能人がいないだろうか結構探したが見つけられなかった。
そういえばmixiニュースで、山ちゃんがAKB48のライブに関係者招待で入ったことをブログに書いたら炎上した、みたいな記事があったが気の毒。
ジャンルは違えど、山ちゃんは舞台の向こう側に立てる権利がある人なのだから、招待される特権があって良いじゃないか、と個人的に思う。
ぴあなりなんなりに並んで自腹でチケットを買う、という正統な手段でライブに行くのに越したことはないけど、一般人と同じラインにいると勘違いしてはいけないだろう。
鶴瓶噺の今年のテーマは「シンクロニシティ」。
偶然が偶然を呼ぶ鶴瓶師匠なだけに、話題が豊富豊富。
その中で特に印象的だったのが
「運が縁を呼び、縁がツキを呼ぶ」
「人と付き合うなら、トコトンその人と付き合うこと。中途半端じゃだめ」。
良い時ばかりだけでもだめ。良い人とだけ付き合ってもだめ。
人と関わる、ということはそういうことなのだ、と。
うーん、今年もさらりと染み入ることをおっしゃる鶴瓶師匠。
その後に、長嶋茂雄氏の目の前をオムツ姿で通り過ぎた映像とかを流しちゃったりもするのだが。
「緊張と緩和」そのものの人生。
初日、一番前に座ってた人が遅れて入って来るツレに「ごめん、落語じゃなかった」というメモを渡していたそうで、そんなんされたら気になるやんか、ということで、急きょ予定になかった「落語」を後半20分ほど披露。
洋服で立ち姿のスタンダップ落語。
鶴瓶さんが「落語をやります」と言った時、客席から起きる笑いが、(鶴瓶が落語?)といった冷やかしの類でなく、(鶴瓶の落語!)という喜びの笑いだった。
それが当たり前なんだろうけど、凄く嬉しかった。
もちろん、私も思わずぐぐっと身を乗り出した。
初日…「長屋の傘」2日目…「ファイティング松岡」3日目…「回覧板」4日目…「青木先生」で、楽日の今日は「オールウェイズお母ちゃんの笑顔」。
落語としてではなく、普通のトークとしてでも聞いたことがある話なのに、何回聞いても笑ってしまう。
この人のファンになって良かった、と、ライブや独演会に行く度に思う。
04月25日(日)
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