ID:15636
つらつらきまま
by seri
[312987hit]

■本物よりもキレイなコトバ 本物よりもキレイなウソ
加藤和彦氏死去の第一報は驚いたが、続報の内容は更に衝撃。
 雲の階段を何故昇り切ってしまったのだろう。

今日は「落語寄席4」を見に浅草花月へ行って来た。
 お客の入りは6〜7割だったが、仲入り後は5割前後まで減っていてびっくり。
 この劇場、採算取れてるのだろうか。
 昼席は観光客とか入ってるみたいだけど。

今日の噺は以下の通り。
 1;笑福亭瓶成/「いらち俥」 2:立川志ら乃/「火焔太鼓」 3;サカイスト・まさよし「告白」(←正式名不明) 4:月亭方正「手水廻し」(仲入り)5:2丁拳銃・小堀「獅子の子」 6:桂三若 「大阪嫌い」(←正式名称不明)

9月の落語寄席に行った人に聞いたら、小堀さんの演目は5月と同じで「ハンカチ」だったそう。
 2回連続同じものをやるのは珍しいので、(今年は「ハンカチ」に本腰入れて取り組むつもりなのかなぁ)と思っていたら、ブログで新作をやるという告知がアップされ、嬉しく且つ少しほっとした。

 タイトルといい、2週間前のとうきょう式で央人響己兄弟を見たばかりということもあり、(去年の「埴輪」みたいな系統だろうか)と予想していたら、アホみたいな声で「けーえーなんや〜(経営難や〜)」と嘆く動物園の経営者が噺の初っ端に登場してきたので、(こ、これは…もしや「動物園漫才」のリメイク!?)と、予想外の展開に少々驚いた。
 噺の内容の大筋は「百式2007」のDVDに入っているので、そちらを見てもらえたら分かるが、「百式」では次のネタへのつなぎを兼ねたオチだった記憶だったので、「落語」ならどんなサゲにするつもりなのだろう、とそちらにも興味を持ちながら聞く。

 サゲは、漫才ではやっていない場面が追加されていた。
 そこで発せられたサゲは、いかにも、という甘いものだったが、このサゲで噺の世界がきゅっと引き締まったように感じた。
 好きな系統過ぎて、何故か若干腹が立って来るほどだった(^^ゞ。
10月17日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る