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つらつらきまま
by seri
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■松竹で始まり松竹で終わった2008年

新・にっかん飛切落語会を見に浜離宮ホール小ホールへ。
 “浜離宮”という名前から浜離宮庭園の近くかと思い浜松町〜汐留を見ても全然見当たらないのでネットで劇場のHPを見たら築地市場駅直結だった。
 朝日新聞の社屋の中にあるので立派な劇場なんだろうなぁと思ったが、会議室っぽい感じ。
 私は丁度段差が出来る列の席だったので、そんなにきょろきょろ首を伸ばしたりせず見ることが出来た。

今日は
 開口一番・春風亭ぽっぽ:動物園
 三遊亭王楽:竹の水仙
 三遊亭歌之介:坂本竜馬
 (仲入り)
 三遊亭好楽:紙屑屋
 笑福亭鶴瓶:オールウェイズお母ちゃんの笑顔

最近、鶴瓶さんが私落語をやるか古典をやるか、高座返しの時に大分分かるようになった。

 出囃子が新ラッパ&見台あり→私落語
 出囃子が拳の三味線&見台なし→古典

 のよう。
 今日は軽やかな新ラッパで見台が設置されたので、私落語だと踏んだらビンゴ。
 もし私落語をやるなら時期的にこれかなぁと思ってた噺でもあった。
 羽織が黒だったのは珍しかった。

 マクラは西野公論にも書かれていた悪意の無さが結果的に大失態を招いた話。
 でも、西野目線と鶴瓶目線では若干、内容が食い違ってたような(^^ゞ。
 小さい頃からあんたは注意が足りないお調子者や、とよう母親から怒られてましたわ、と繋げて噺に入っていった。

今日は今年のライブ納め。
 今年見た演芸関係のライブは39本。
 そのうち16本が鶴瓶さん関連。
 一月に1回以上は見ている計算になるので行き倒したような感じはするけれども、まだまだ足りないような。
 今年は大阪のみならず福岡までオッカケてしまったが、名古屋に行かなかったことを未だに軽く後悔しているぐらい。
 テレビの鶴瓶さんをオッカケる熱は大分平熱になったが、高座の鶴瓶さんを求めて日本中を駆けずり回りそうなエネルギーは、少なくとも来年の上半期までは持ち合わせている自信がある。
 家でいつでも鶴瓶さんの落語を見れるようになることは、現時点では大喪失を経験することと同一だ。
 だから、高座のDVD化がされる日まで待ってはいられない。
 鶴瓶さんの落語を出来る限りこの目で見てこの耳で聞いておきたい。
 一つでもたくさん、鶴瓶さんが落語をしている姿を、鶴瓶さんの落語を覚えていたいのだ。

そんなこんなで、今年行った39本のライブで一番心に残ったライブは11月27日の「唄つるべ〜トーク&ライブ〜」。
 非常に寒い日で、行き道も帰り道も寒風が吹きまくっていたが、帰り道はライブの余韻で心がほっこり温まっていて、風の冷たさを感じなかった。
 (鶴瓶さんのファンになって良かったなぁ。ハセガワ ミヤコさんの世界を知ることが出来てよかったなぁ)と、あの日の帰り道を思い返すと、じんわりと幸せな気持ちに今もなる。

これに行くまでは、9月13日&15日の「本当の嘘」が一番だった。
 こちらはストーリーを思い出すと、じわじわっと泣ける。
 本公演が終わったので解禁するが「何者でもない花坂荘物語〜Christmas for you〜」で、いくら芝居の流れといえども綾部さんにスカートの中を見せたりする人が書いた、と思うと、流した涙と感動がスーッと消えてなくなりそうになるが、嘘と本当の間を漂う朦朧とした口調のささおばあちゃんを思い出すとぐっと切なくなるし、嘘が嫌いなヒロセが初めてついた優しいけれど下手な嘘の内容とそれに騙されたフリをして遠いところへ旅立つささおばあちゃんの悲しい最後の嘘を考えると、ため息が出る。
 甘いだけでなく、微かな苦さもあるから、忘れられない作品なのだと思う。
 
12月25日(木)
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