ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■道路を挟んで「死神」

大銀座落語祭も本当の意味で今日が最終日。
 時事通信ホールのお昼の部(桂雀三郎の「らくだ」を聴く会)と新橋演舞場のフィナーレを見に行く。
 『桂雀三郎の「らくだ」を聴く会』は落語会に行くのは初めての友達と一緒だったので楽しんでもらえるかどうか不安だったが

 桂ちょうば「平林」、桂雀五郎「手水廻し」、笑福亭鶴瓶「青木先生」
 と分かりやすい噺ばかりだったし、雀三郎さんの「らくだ」も雀三郎さんのニンがよく出ていて、どこか飄々とした空気漂うものだった。
 友達もよく笑っていたのでホッとした。
 ちなみに時事通信ホールのこの部では鶴瓶さんの団扇は品切れとのことで見つからず。
 鶴瓶さんの団扇を欲しいというお客さんが事務局に尋ねててはがっかりする光景を何度も見かけた。
 初日のあの大盤振る舞いは何だったのやら。

新橋演舞場のフィナーレは三枝さんと鶴瓶さんの二人会から見た。
 三遊亭金時「紙屑屋」笑福亭鶴瓶「死神」ときて、仲入り後は柳家花録「不動坊」桂三枝「誕生日」という演目。
 奇しくも道路を渡った向こうにある時事通信ホールでは千原ジュニア氏も「死神」をやっていた。
 見に行った人のブログを見たら、ジュニア氏の「死神」も結構ハマっていて面白かったみたい。
 鶴瓶さんは昨年の東西落語研鑽会で「死神」を卸した時、二段オチの一つ目で跳ね太鼓を打たれてしまって納得行くものが見せられなかったので、そのリベンジとのこと。
 先月の三鷹で見たときに比べると、サゲに若干ブラックさが入っていたが、昨年のそごう劇場で見た「死神」が今のところ一番しっくり来る。
 ぽつりとサゲを言いながらにやりと笑うのだけど、その表情は今思い出してもぞくっとする。

エンディングは六人の会が勢ぞろい。
 初めて六人の会のフルメンバーを見た。
 実際に行けたのは去年と今年の2回だけだったとはいえ、凄い人達が作る凄いイベントに行けたのだと実感した。
 凄く幸運だったと思う。
 三本締めをしながら、(ありがとうございました)と心中呟いた。
07月21日(月)
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