ID:15636
つらつらきまま
by seri
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■「真剣にしゃべりたい」
↑「落maga」というメルマガに載っていた、現在消息不明の五代目笑福亭枝鶴について、上方落語協会副会長こと鶴瓶さんが語った言葉。
鶴瓶さんらしいなぁ、と思った。
「大銀座落語祭2008 Aブロック」を見に、銀座ブロッサム中央会館へ。
仕事終わりで行ったので、18時スタートの第一部「コロッケのものまねアコースティックライブ」は間に合わず、ロビーでの鑑賞。
大銀座落語祭恒例のうちわ。
今回貰ったうちわに描かれてあった人は…鶴瓶さん!
六人の会なので、鶴瓶さんが描かれてあるうちわを貰える確率は、単純に考えると1/6=16%〜17%。
(どーだ、この引きの強さ!)と、色んな人に自慢したくなったが、席に着いてフト周りを見渡すと、殆どの人のうちわが鶴瓶さん。
(えっ、実は1/6じゃないの?主催の小朝師のうちわが10000本に1本の確率しか入ってないけど、鶴瓶さんは6〜7割ぐらいは当たるようになってるとか?)と疑問が浮かんだが、真相は不明。
ちなみに今回も、奇跡のぴあのお蔭で通路側といえども真ん中ブロックの一番前。
乙女のように(きゃぁ〜、鶴瓶さ〜ん)と心中はしゃぎまくった(^^ゞ。
第二部「笑福亭鶴瓶・笑福亭笑瓶親子会」
開口一番:笑福亭由瓶「看板の一(ピン)」/笑福亭笑瓶「横山大観」/笑福亭鶴瓶「厩火事」
由瓶さんは11番弟子とのこと。老人の勝負師の喋り方がもろ極道で、あまり渋さは感じられなかったところが若干合わなかったけれど、若者の調子良さの対比が出て、噺は分かりやすかった。
笑瓶さんは今年高座用の着物を着たのは2回目とのこと。
笑瓶さんの落語は「一日早い死神」しか知らなかったので、これ以外の噺が掛かったことに若干驚いた。
そして、この噺をする時、「私落語なんですが」と言ったことも。
鶴瓶さんが自分の体験したことを題材に作った新作落語のことを、ウッチャンナンチャンの南原さんが“私落語”と命名したものだと思っていたから。
鶴瓶一門ならば、自分が体験したことを基に作った落語を“私落語”と呼んで良いようになったのかしら。
そんな細かいことは別に気にしちゃいないような気もするけど。
「横山大観」は、笑瓶さんの奥さんの実家で横山大観作と思われる絵が見つかったことから始まる騒動を扱った噺だが、普段の喋り口調なら、鶴瓶さんと笑瓶さんが似てるなんて思ったことないのに、落語に入ると口調が似ていると思うところがところどころあって不思議だった。
鶴瓶さんは、夫婦は男が我慢することが大事でそれが円満の秘訣ですよ、とマクラを振り出した。
このマクラだと、通常は「回覧板」に行くけれども、前にやった笑瓶さんの落語が夫婦を扱った新作落語。
続けて似たような噺はやらないから「回覧板」はないよなぁ、何やるんだろう、と予想がつかなかったら、「兄さんの前やけど、今日という今日はホンマに愛想もクソもつきましたっ!」と話し出したので、(厩火事だ〜っ!)と顔がほころんだ。
去年の2月に繁昌亭で聞いた時、鶴瓶さんがやる年上女房のおさきがとにかく可愛らしかったので、出来ればもう1回聞いてみたいと思っていただけにこれは嬉しかった。
おさきは街で評判の腕が良い髪結い。
なのに年下の旦那はおさきに甘えてぐーたらで、昼間から酒をのんだくれるダメ亭主。
おさきも旦那のいい加減さに腹を立てているけれども、本当は旦那のことが愛しくてたまらなくて、旦那がいつか年上の自分に愛想をつかして若い女のところに行ってしまうのではないだろうかとか、自分が旦那を思うことと同じように旦那も自分のことを愛しているのだろうかとか、不安は募るばかり。
旦那の愛情を確かめるためにある行為を実行し、その結果が自分の望み通りだったことに嬉しさのあまり叫ぶおさきのセリフは笑いどころなので笑うけれども、笑いながら(可愛い〜)と思ってしまう。
サゲの旦那のセリフの意味の取り用は判断が分かれるところだけど、色々伏線を張っているので、興ざめはしない。少なくとも私は。
帰る時、入り口に今日の演目が書かれてある紙が貼られていた。
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07月18日(金)
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