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すうみん日記
by すうみん
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■シンデレラは何処へ?
昼仕事を持ってる男は、仕事で打ち負かされたり人間関係のストレスで傷ついている。
それらの傷を癒すために、夜の盛り場に・・・・
ところが、マンツーマン指名制の店に行ったとしたら、心は癒されたり休ませてくれない。
その証拠にキャバクラなどに行くことを「出陣」とか「出撃」という。
つまり、戦いに行くことを意味する。
戦士達は、昼も夜も戦いに挑むのであ〜る。
めちゃんこ「べっぴん」の「お姫様」をゲットするために・・・。
ところが、迎え撃つ「べっぴん」の「お姫様」は、身の程知らずな王子様をゲットしようと着飾って待ち構えているわけではない。第一義的な動機は、「給料」をゲットするために「稼ぎ」に出ているのである。
ここで、両者の利害は、一致しているのかいないのかわからないままに戦闘?は繰り広げられる。
「出陣」「出撃」とか言うわりには、戦士達の戦略・戦術は皆無に近いか非常に稚拙であるためか、いいように踊らされてしまう。
お姫様の方も、まともな教育研修を受けずに仕事場に放り出されるため、何をどうすればいいのかわかっていないことが多く、とにかく指名を得ようとしたり、同伴してもらおうとしたり、楽なお客さんにつこうとしたりする。同伴の場合とか、難しいお客さんよりは、楽なお客さんを選ぶのは当然の選択である。お姫様を舞踏会にエスコートするのは王子様でなくて下僕や執事で構わない。
しかもその舞踏会はお仕事に行くのであって、それほど楽しいわけではない。
戦士達は、自分が王子でないことを知りつつも、あたかもお姫様をゲットできそうな錯覚に浸り、舞踏会に参加する。
しかし、実はお姫様は違う世界に住んでいて、ガラスの靴さえ残さずに消え去ってしまう。
追いかける戦士達。
自分の世界に逃げるお姫様。
舞踏会に呼ぼうとするお姫様。
魔(?)の誘いから逃げる戦士達。
闘いは果てしなく続く。
08月01日(日)
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