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すうみん日記
by すうみん
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■お水のジレンマ
最近、ＢＢＳにとても興味深い書き込みがあった。
「鵜飼と鵜」・・・嬢と客とどっちがどっちか？
指名客と指名嬢。
商売する側からすると、得意先の数が増えるほど儲かるシステム。多数の指名客（鵜）を紐で縛りつけて、たぐりよせなければならない。
お客側からすると、商品の品揃えや選択肢が増えるほど、満足度が増す。結婚相手や彼女選びならば、成り行きやあきらめや妥協で一人の相手を決めてしまいがちだが、キャバの世界ではよりどりみどり、必死になって自分の満足のいく指名嬢を探し求めなければならない。
しかし、得てして、そのような指名嬢は人気が高く競争率が激しい。自分につく時間も短いとあらば、いろんな店を転々と渡り歩き、多数の「鵜」の紐を手にするっきゃない。
要するに、どっちもどっちなのだが、どっちも、相手に浮気をして欲しくない。願わくば、自分だけの客であって欲しい、自分だけの嬢であって欲しい・・・という独占願望があるのだが、相手の紐の数が多ければ多いほど、対抗心も生じてきて自分も相手に負けじと紐の数を増やそうとする。
本来の求める姿と逆の行動をしてしまう「ジレンマ」がある。
このジレンマを避けようとすると、それはそれで、また、おかしなことになる。
一人の客でいい、一人の嬢でいいと、お互いに思ってる同士の組み合わせだと、結構たいへんなことになる。ポイントや時給を上げようとすると客の負担が肥大化し、逆に、客の負担を減らそうとすると嬢の給料は下がる一方である。つまり、仕事にならない。そのうえ、お互いが幸せにならない。
これもまたジレンマである。
11月19日(水)
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