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すうみん日記
by すうみん
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■興味
「好奇心を持つ」って、言い換えると「興味シンシン」。
お客の心理状態を分析すると、以前ここで書いた「アイドマの法則」が出てくる。

Attention(注意)
Interest(興味)
Desire(欲望)
Memory(記憶)
Action(行動)

と5つもあるが、人間せいぜい3つくらいしか実際は頭に入らない。

そこで、新たに、自己流で3つのステージ(段階)に整理してみる。

@興味(理性)

A欲求(本能)

B習慣(中毒)

たとえば、「タバコ」に興味をもったとする。
おいしそうに吸ってる人を見て、どんなんだろう?と、まずは関心・好奇心である。
次に「吸ってみたい」という欲望を持つ。
さらに、習慣になると「やめられなくなる」

この3段階は、理性⇒情熱⇒呪縛(!)というように、どんどんハマっていく経過を示している。身に覚えのある方は「あぁ、なるほど」と妙に納得されることだろう(笑)。
私の場合は、この3段階が一気に押し寄せてきているわけだが(再笑)。

では、接客側にとってはどうか?
歌舞伎町などにありがちな「お金」を中心に考えると、かなり危険だ。
いわゆる「お客」=「お金」ととらえると、
@お金に興味がある(このお客はどのくらいのお金と時間を自由に使えるのか?)
Aお金が欲しい(このお客は自分のためにどのくらいのお金と時間を使ってくれるのか?)
Bやめられない(金の切れ目が艶!の切れ目、お金を使い果たしたお客にゃ用なし!お金持ってるお客をどんどんつかまえなきゃ)

では、「お客」=「人」ととらえるとどうか?
@相手の人はどんな人間性を持っているのだろう?
A知りたい
Bもっと知りたい
・・・で終わってしまう。

しかし、前者よりは後者のほうがはるかに気持ちが荒まなくて精神上良いような気がする・・・。





11月13日(木)
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