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すうみん日記
by すうみん
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■好奇心
先日行ったお店で、長時間にわたり「気になる」女の子を観察した。
外見的に、私的に、とてもとても好きだったので。
観察してわかったのは、席についてても盛り上がってないこと。相手してるのが指名客なのかフリー客なのか判別がつかない。結構長い時間ついていたので指名なんだと思うが、次の客についても同様。お客の方もそれほど会話しないでボケッと暇を持て余してる状態。よくある事象といえばそうなのだが、このお店の他の女の子はみんな結構がんばってる?ので、一人だけ雰囲気が浮いてる状況で目立っていた。さらに気になって観察してたのだが、遂に耐えきれず場内指名を入れてしまった。
やはり会話が続かない。相手から自分に質問がない・・・。
(でも、好きなんだけど・・・その話は別途。。。)
この商売、思うのだが、話術とかテクニックとかマニュアルよりも何よりも、相手に対する「好奇心(相手がどんな人なのかを知りたいと思う気持ち)」を持つってのが結構、基本なんじゃないかと。
なぜかというと、「相手に好奇心を持つ」ってことは、相手からすると、自分に対して「好意」を持ってくれてるのかな?という「勘違い」をするからだ。
逆に言えば「好意」があるから「好奇心」を持つ。「敵意」があったり「嫌な」人だったり「どうでもいい」人だったら、好奇心どころか「無視」。
これは、水商売に限らず、対人関係・・・同僚、上司と部下、家族など、全てにあてはまる。
昼間のビジネスでも、顧客に対して好奇心を持つと、好意を生み出すだけでなく、顧客ニーズを知ることができ、顧客価値の創出につながる。
このように、「好奇心」というのは、人が生きて行くうえで非常に大切なファクターであるし、さらに「楽しく」生きて行くうえでも重要である。
さて、話しを元に戻すと、「Cさん」の魅力の重要なポイントとして、(変な意味じゃなく)生来的に彼女はお客に対する「好奇心」が旺盛な子で、そのことで、お客の方は勝手に彼女が自分に好意的であると解釈してしまう。
ただ、人間、付き合いが長くなると、お互いを知り尽くすことはないにしても、当初、旺盛であった好奇心が徐々に薄れていくことは確かである。
このように考えると、彼女的には「好奇心を持ち続ける」ために、長年住み慣れた場所を離れ、東京に進出する必要があったといえるのかもしれない。
11月12日(水)
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