ID:12940
すうみん日記
by すうみん
[53475hit]

■プレジャーランドの悲劇?(3)
もう一度「遊び」について考えてみる。
そのそも「遊び」は、子供の「ごっこ」遊びに
みられるように現実の世界とは、離れたものの
ようにみえる。

夜の遊びもまた「恋愛ごっこ」のようなものとも
考えられ、その遊びのなかでのコンフリクトやストレス
が生じることもあり得る。

プレジャーランドは、ゲームや乗り物が相手の遊び
であるが、夜遊びは、相手が人間である。
ゲームや乗り物は、ある時期が来ると、飽きてくる
場合が多いが、人間相手の場合は、それを乗り越える
新たな魅力が出現することもある。
ここで、前(11月21日の日記)に書いた「支配と
被支配」の関係を思い起こしてみると、
人間がゲームや乗り物に支配されることは、あまり
考えられないが、相手が人間であると、パワー・
バランスによって支配・被支配の関係が生じる余地
ができる。
したがって、お客が女の子に支配されるということ
が生じ得るのである。もちろん、女の子は、支配しよう
とか、支配していると意識していることはレアケース
で、お客の方が(勝手に)支配されてしまっている
場合が多いといえる。

恋愛の初期というのも、ゲーム感覚の「遊び」
に近い要素が多分にあるといえるが、恋愛関係が進展
して結婚ということにでもなると、もう誰もそれを
「遊び」だとは言わない。
その違いを考えてみると、相手を幸せにしたいだとか、
一生苦楽をともにしてついていくだとか、人間としての
信頼関係がより強固になっているといえる。

結局、何が言いたいかというと、人間対人間であるから
支配・被支配の関係はあるにせよ、どっちにしても
「信頼関係」がなければ、遊びにしても飽きてくるはず
であり、「信頼関係」があれば、「夢」を「夢」として
飽きずに育てていくことも可能ではないかということ。

それでは、「夢をかなえる」だとか「夢を実現する」
ということは、どうなんでしょ?
結論としては、世間一般の常識通り、運もしくは
実力によって、レアケースながら、人によっては
そういうこともある・・・ということでしょうな。

そして、悲劇?としては「夢が破れる」ということも
あるということで・・・。
11月30日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る