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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■キューティーハニーがドラマ化ってねえ/コンドルズ公演『SUMMER TIME BLUES〜沈黙の夏』
キューティーハニー:原幹恵主演でドラマ化 テレビ東京系で10月放送
http://mantanweb.mainichi.co.jp/web/2007/08/10_15.html
> 永井豪さん原作のマンガ「キューティーハニー」がグラビアアイドルの原幹恵さん(20)主演で初のドラマ化されることが1日、明らかになった。テレビ東京系で10月2日から毎週火曜日深夜1時、「キューティーハニー THE LIVE」として放送される。(中略)
> 総監督は映画「スケバン刑事 コードネーム=麻宮サキ」やテレビドラマ「牙狼<GARO>」などのアクション監督を務めてきた横山誠さん、シリーズ構成は「仮面ライダーアギト」やアニメ「デスノート」などの井上敏樹さん、キャラクターデザインは「機動警察パトレイバー」や「ラーゼフォン」の出渕裕さんがそれぞれ手がける。
映画版が公開されたときに、庵野秀明監督がキャンペーンでキャナルシティのHMVに来て、「いかにスポンサーからの『しばり』が多かったか」ということをこぼしていたのだけれど、要するにオタクな企画や作品であろうと、製作者の全員がオタクというわけではなく、オタクを利用して商売しようとしている連中が主導権を握っているのであるという至極当たり前な現実がそこにあるだけの話である。
逆に言えば、そういうしばりの中であれだけの完成度を見せた劇場版は、もっと評価されたっていいと思うんだけれども、一般人とオタクの見識との間に大して差がなくなってしまった現在(まあ、昔もあったのかどうかは今や怪しいのだけれども)、多くを期待できるものでもないのである。
でまあ、今回のテレビ実写版にしても、誰がどういう層をターゲットにしてドラマ化を企画したのか見当が付かないのだが、『re:キューティーハニー』からたいして間も経っていなくて、しかもその結末も未完のまま、という状態でのリセットリメイクというのは、スタッフは旧作なんてどうでもいいと考えているとしか思いようがない。
ファンならご承知の通り、『ハニー』はアニメが2クールで打ち切られたために、タイアップで描かれていた原作マンガも未完のまま、宿敵パンサークローとの決着もつかないままで終わっている。その後、アニメ版の『新・キューティーハニー』や『キューティーハニーF』で一応の決着を見せたものの、旧作の正統な続編と言える出来ではなく、ファンを満足させるものにはならなかった。
庵野監督による劇場実写版と『re:』版は、物語を一からリセットしてはいるものの、旧作企画時にボツになった原案からパンサークロー四天王などの設定を拾い出し、オリジナルの精神を生かしてハニーを新生させようという意気込みが多分にあったのである。だからこそ更なる続編を期待することができたのだが、「サトエリ嫌い」なんて浅薄なファンによってそっぽを向かれてしまったために、計画は頓挫してしまった。
今回のドラマ版が劇場版の都筑を描くのならば、キャストやスタッフの交代も仕方ないかと思うが、またぞろ「一からリセット」なら、何のためのリメイクか、という気がまたしてしまうのである。
ハニーはもういいから、どうせなら『ドロロンえん魔くん』をリメイクしたらどうかって思うね。
しばらくぶりに亀の水槽を洗う。
何年も飼っていると、亀もすっかり巨大化して、排泄物の量も尋常ではない。実際、小さな浄水器ではものの役にも立たず、一日で水は白濁、一週間でドブ水に変わるのである。カメ臭さも堪らなくなるので、やらないわけにはいかないが、時間の余裕がある日中でないとなかなかできない。休日も出歩くことが多いので、結局は一週間どころか一ヶ月も放置するということになりかねない。
盆休みがいい機会なので、なんとか洗えたが、さて、次の洗槽はいつになることやら。
天神・イムズホールで、コンドルズ公演『SUMMER TIME BLUES〜沈黙の夏』を見る。
劇団四季や東宝ミュージカルを見るたびに、その演出の工夫のなさに閉口してしまうのだが、これはつまり、それらは所詮、外国のモノマネに過ぎず、日本人の感性との齟齬や貧弱な体躯が露になってしまっているからであろう。
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08月11日(土)
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