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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■ハカセ結婚!/『ユート』2巻(ほったゆみ・河野慶)
 グータロウ君が、日記でここんとこのカトウ君と私の諍いについて苦言を呈している。
「たかがネットでのテレビに関する意見の食い違いから始まった話が、ここまでゴテルということは、今までの二人の間に(第三者、特に会ったことも無いような人間には想像もつかないような)相当な因縁があるのだろう」
 もちろんこれは「皮肉」であって、「そうでなきゃてめえらただのバカだぞ」いう謂いなのであるが、この「因縁」というやつがまあ、話せば長くなるのだが、実は全くないのである。
 いや、ないと思っているのは私だけで、どうやらカトウ君の方にはあるらしいのだけれども、「あるらしい」ということがウワサで伝わってくるばかりで、カトウ君が直接私に何か含むところがあるのかどうか語ってくれたことは一切ない。おかげで、本当にあるのかないのか、確認できないでいたのだ。
 かと言って、こちらから「文句があるなら言うてみい!」と言うのもそれこそ「インネン」である。しょうがないんでそのまんま放置していたのだが、それでも彼はことあるごとに日記にチラチラとそれらしい不満や愚痴みたいなものを書き連ねていた。そのウジウジしている態度にいい加減飽き飽きしていたので、こちらの『響鬼』30話感想にカトウ君が絡んできたのを機に、じゃあまあ、いっちょトコトン突っ込んでやろう、とやってみたのである。「どっちもどっちでお互いイタいオタクじゃねえか」とグータロウ君が思ったのも当然である。わざとイタくしたんだから。
 カトウ君のブログに、状況が何も分かっていないあほな第三者が乱入したりしたおかげで(だいたい、仕掛けてきたのはカトウ君の方が先なのに、どうして私の方が論点ズラシてるなんて言えるのかワケ分からん)、彼はまた「逃げ」を打っちゃって、結局どんな「因縁」を彼が感じていたのか、分からずじまいだったわけだが、ここまでハッキリ言えないというのであれば、どうせ大したことはないのであろう。グータロウ君の「皮肉」は、まさしく的を射ていたと思われる。
 カトウ君が、面識のないグータロウ君にまでメールを送っていたというのには実際、呆れた。自分で考えるアタマを持ってないと言うか、どこまで軟弱なのであろう。ここにセイラさんがいたら頬を平手打ちされているところである。何が不満なのかは判らないが、カトウ君の正体は知れたので、「好きにやっちゃってくれ」というのは、全くその通りだと思う。
 ああ、それからグータロウ君、「フジワラに対して平気で暴言はくし、陰で悪口も言うけど」って、陰口言ってたんかい(笑)。おりゃー、正面切って君の悪口は言うけど、陰口は叩いたことないぞ。


 『ウルトラマンマックス』第11話「バラージの預言」磁力怪獣アントラー登場。
金子修介が、監督及び特技監督も兼任の一本。一応、『ウルトラマン』の『バラージの青い石』のリメイクではあるが、監督が金子さんでゲスト女優が藤谷文子なんで、なんとなく『ガメラ 大怪獣空中決戦』を30分番組にまとめたって雰囲気もある。古代の伝説の復活って点でもそうだしね。
 逆に、『ウルトラマン』の方が『ガメラ』よりも制作年代は古いのだから、『ガメラ』はそれまでの様々な「伝説怪獣モノ」の集大成だったとも言える。やっぱルーツはクトゥルーあたりになるんかな。
 それはそれとして、金子監督の登板となると、ちょっとは期待したくなるのだが、オハナシとしては全くの定番で、怪獣の復活、伝説の解明、学会から追放された科学者の娘、遺された秘宝が怪獣を倒す決定打となる、など、悪いとまでは言わないが、あまりにも既視感が強い展開が続くので、改めて面白く見られるほどではない。もちろん、初めて見る子供たちにとってはこれで充分面白くはあるのだろうが。

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09月10日(土)
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