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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■具合悪いんでたいして書くことない。/『富豪刑事』第六話「富豪刑事の遺体捜索」
 体調優れず、仕事休み。
 一日寝てたんで、書くことはたいしてないです。
 本読んだり、テレビ見たり、『いたスト』したり(^_^;)。


 木曜ドラマ『富豪刑事』第六話「富豪刑事の遺体捜索」。
 ついうっかり今日が木曜だということを忘れていて、見損なうところだった。危ない危ない。

 3年前、塚越智子(高橋睦美)という主婦が、別荘に行くと言ったまま行方不明になった。ところが、そのころ智子の夫の浩一(篠井英介)が、超高層ビル群の建設現場で、遺体らしきものを入れた大きな袋を抱えて入り、埋めているのを見たという目撃者・橋本(マギー)が、今頃になって現れる。橋本は、智子が当時手を出していた会社の株券を手に握っていたのも目にしており、それには血が付着していたと証言した。
 3年前も事件は浩一の犯行ではないかと疑われていたのだが、狐塚(相島一之)の必死の捜索にも関わらず、別荘周辺では死体が見つからず、逮捕にまでは至らなかった。
 本当にビルの下に智子の遺体が埋まっているのか? マスコミは大騒ぎして焼畑署の動向に注目するが、まさか確認のためにビルを掘り返すこともできず、死体が見つからない限りは殺人事件として立件することは不可能である。警察の威信はボロボロで、鎌倉警部(山下真司)たちは頭を抱えた。
 「ちょっといいですか?」いつものように、美和子(深田恭子)のアイデアはトンデモナイものだった。犯人自身が死体を掘り返したくなるように、智子と一緒に埋められているとおぼしい株券の会社に投資して発展させ、株価を暴騰させようというのだ。
 しかし事件は智子に金を貸したという女性・日向栄子(川俣しのぶ)が殺害されるという意外な事態に……。

 今回も倒叙もので、犯人は篠井英介が演じている。
 この番組について、「本格ものよりも倒叙ものの方がまだマシ」みたいなことを以前書いたことがあったように思うが、やっぱりトリックがヘタレな点ではたいして差がないかな。
 いやね、出だしはちょと期待したのよ。「死体がビルの下に埋まっているかも」ということで、狐塚に「どうせ金の力でビルを取り壊して死体を捜せばいいじゃないですか、とか言い出すんだろう」と言わせておいて、美和子が「そんな経済が大混乱に陥るようなこと言い出すわけないじゃないですか」といなすあたり、少しは捻ってあるかなあと思ったんですよ。結果的には、映像トリックとしては非常にアンフェアなことをしてくれていたわけで、今更ながらこのドラマにミステリーを期待なんかしちゃいけないなということを痛感したのである。
 と言いながら、毎回欠かさず見ているものだから、しげからは「ホントはアンタ、好きなんやろ」と言われてしまったが、誰がいつ「嫌い」だなんて言ったか。好きなものを誉めるのは単にその作品に溺れているだけで、批評としての意味を持たない。貶されるものが嫌われているものだと短絡的に考えられても困るのである。
02月17日(木)
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