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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■芝居の時間は終わらない/ドラマ『松本清張特別企画 黒い画集 紐』ほか
 最近生活のリズムが狂ってきているので、夕べは日記も書かずに10時くらいには寝たのだが、そしたら今度は午前1時に目が覚めてしまった。しょうがないのでそれから日記書き。ちょうど「キッズステーション」でアニメ『仙界伝 封神演義』第1回が始まっていたのでそれも見る。これ、本放送の時は早朝だったので殆ど見られなかったんだよね。
 スタジオディーン制作で、西村純二監督と来れば、まあそこそこの出来だろうと予測はつくが、言い換えればそこそこ以上は期待できないとも言える。第1回を見た感じでは、「そこそこのちょっと上」くらいは行っていたけれど、まあ、50話続けるのは苦しいかなあ、という印象だった。データを調べてみると、やっぱり26話で終了である。予定通りなのか打ち切りなのかは分らないが、この分だと原作全部は消化しきれてなかったんだろうなあ。
 原作コミックでは殆ど無表情だった申公豹に微妙に表情を付けていたのは面白かったが、石田彰の声がそれに合っていない。ヘタな役者さんじゃないから、これ多分線録りだったんだろうな(^_^;)。


 それからまたひと寝入りして出勤。二度寝したせいで、午後になるまで調子が出ず。
 しげは朝は何とか起きて送ってくれたが、体調が悪く、迎えには来れず。仕事も休みを取った由。コンビニでお土産に弁当を買って帰るが、いつもは弁当を手渡すなり猛然と食い尽くすしげが、いったんは弁当を受け取ったものの、ぐたっとしてそのまままた寝てしまった。本当に具合が悪いんだなあとは思うが、寝過ぎてるせいじゃないかとも思う。夕べも寝てたし昼も寝てたんだから。

 TVQで「女と愛とミステリー」枠で、『松本清張特別企画 黒い画集 紐』を見る。これがまた単発ドラマとしては久々に見ごたえのある傑作。アリバイトリックはそうたいしたことはないのだが、ともかく役者がいいので不自然さがないのである。
 主演に余貴美子というのが渋いくらいに渋過ぎるのだが、だからこその重厚感。ラストシーン近くはねえ……結構泣けるんですよ。なんか見ててさあ、イメージが内藤剛志が私に、余貴美子がしげに重なってきちゃってさあ(ドラマ見た人はビビらないように)。いや、あそこまでは行かないと思いますが(^_^;)。
 松本清張原作なら、これくらいの芸達者を使ってくれと言いたくなるのは、先日の『黒皮の手帳』の米倉涼子の演技がなんともふやけた出来だったから。やっぱり「ホン」と「役者」ですよ、ドラマは。
 今回、脇を固めているのも、大地康雄、真野響子、石橋蓮司、萩原流行、山田純大、小沢真珠、田中隆三、根岸季衣と演技派ばかりだ。難を言えば、刑事役の大地康雄の演技にどうしても「鬼貫」が混じっちゃうところくらいか。みんな地味っちゃ地味なんだが、トシヨリにはこれくらいのキャストの方が心惹かれるのである。
 今日のドラマを見逃したミステリファン、かなり損しましたぞ。


 私が所属しているP.P.Produceの劇団活動の休止については、「今後どうなるのか」と心配してくださった方も結構いらっしゃった。ちょっと注釈付けとくけど、未だに私が代表だと思ってらっしゃる方、私はとうの昔に代表から降ろされとりますので。代表も主宰もしげに移って、さらに現在は「休眠」状態であるので、今後は誰が代表になってもいいって形にシフトしている。けれどこれでP.P.Produceの演劇活動が完全にストップすることになるとは考えていなかった。なんとなれば、“あのしげが”芝居から完全に脱却し縁を切ることになるなんて、これっぽっちも思っちゃいなかったからである。

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01月12日(水)
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