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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■香水は12年で熟成するか。……危険だってば。
 夕べから台風が上陸、朝は超突風。
 しげは鴉丸嬢のところで芝居の打ち合わせをしてたので、車で送ってもらえなかった。こういう時こそ役に立ってほしいのにのに。
 外に出た途端に風に吹き飛ばされて、車道にまで転げ出る。車が来てたら撥ねられてるところだった。いや、マジで命からがら。なんとかタクシーを捕まえて出勤したけど、運ちゃんも「今日は車が“浮く”なあ」と言っていた。こういう日は欠勤したいけど、そうも行かないのである。
 道路の方向版が風でぐるんぐるん回ってて、切れて飛んできゃしないかと気になって仕方なかった。


 トンガリさんは今日も欠勤で、平穏な一日。このままずっと出て来ないでくれると助かるんだけど、そうも行かないんだろうなあ。
 台風は昼を過ぎたころには九州を通りすぎる。今度のやつはスピードが速かったおかげで、電車の遅滞くらいで被害はすんだようである。でも、例年の状況から言えば、まだあと二つ、三つはデカイのが来るんだろなあ。子供のころは台風も楽しかったが、実家が水没したり、車がおシャカになったり、そんな経験をするともうゴメンだって気にしかならん。

 帰りはしげに迎えに来てもらって、食事は庄屋で。しげはステーキ丼に豚の角煮、私は冷やしうどん定食とミニトロロ丼。ミニと言いながら出て来たものを見ると軽く茶碗一杯分はあったので、食いすぎにならんように定食のエビ天をしげにやる。しげはまた、「いいと? いいと? ほんとにもらっていいと?」と鬱陶しいくらい念を押すが、これくらい貧乏性が抜けないのも心の病気だと思う。一文無しの貧乏は全く罪悪だ。
 ゲーセンに寄って、UFOキャッチャーで香水をゲット。しげ、「これで香水が二つに増えた」と喜んでいるが、その一つ目の香水というのは、私が結婚直後、“12年前に”買ってやったものである。「腐ってるから捨てろ」と言うのに、「使うのもったいないから」と言って、12年かけてチビチビと使っているのである。新しいの手に入れたんだから、前のは捨てろよ。そして今度のも“12年”かけて使わないように。


 帰宅して、掲示板を見ると、ヨナさんが「ご当地の踏み絵」というサイトを紹介してくれている。面白いので福岡県のをチェックしていると、しげが、「また博多自慢?」とウンザリした顔で文句をつけてきた。しげは私がしょっちゅう「博多はねえ」と言ってるのにムカツイているのである。別に威張ってるわけじゃなくて、自分とこの文化的な背景を説明してるだけなんだけどな。お国自慢とはチト違うのである。
 「お前はどうなんだよ、広島広島って威張ってないのかよ」と言い返したら、「当たり前やん、岡山とかと一緒にされたくない」というので、しげにもこの「踏み絵」をさせてみた。生まれは広島でも、しげは引っ越してあっちこっち移動してるので、「知らない」「分からない」という答えも多いのだが、答えるところはハッキリし過ぎてるくらいにぴしゃっと書いてるので、私よりよっぽどストレートに他県を差別してるのである。
 「山口は好きだが岡山はあまり好きではない」に対して「山口は九州。岡山は敵」とか、「中国・四国地方の中心であるという自負がある」に「なに当たり前のことを…」とか、「広島県人のくせに巨人に入団した二岡が許せない。当然、川口と江藤は嫌い」に「当然だ」とか、殆どヒトコトで切って捨ててるのである。なんか取りつくシマもないってのはこういうことだね。反論許さないっていうか。
 でも、山口は九州も要らないから、中国に返すよ(^o^)。


 今日読んだ本。
 戯曲、山元清多『心中天の網島』。
 マンガ、高橋しん『きみのカケラ』3巻。
 西森博之『道士郎でござる』1巻。


 映画、芸能界関係のニュースがなんだか腐るほど多い。ダラダラ書いても読みにくそうなので、ズラッと箇条書きで。

◎ 『十戒』『荒野の七人』『大脱走』などの映画音楽の作曲家、エルマー・バーンスタインが18日に死去、享年82。

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08月19日(木)
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