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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■東京の夜は更けて(1)/中洲の夜のキティちゃん
就業時間ギリギリまで仕事。
旅行行きの準備は昨日、寝るまえに済ましていたので、慌てる必要はなかったのだが、ヘタをしたら、残業して飛行機の離陸時刻に間に合わない可能性すらあった。それくらい、トンガリさん相手の仕事は神経が疲れるのである。
いよいよ時間が間に合いそうになかったので、新入社員のAさんを巻きこんで、仕事を手伝ってもらう。トンガリさんの事情を知っている人にはとても協力はしてもらえないので彼にお願いしたのだが、これもAさんにとっては本来の仕事ではないので、うまくダマくらかして給料外の仕事をさせているわけである。我ながら悪人であることだが、切羽詰まっているので、なりふりかまってはいられないのだ。心の中で手を合わせて、黙々と仕事を進める。トンガリさんはそういう様子を見てもこちらに挨拶一つせず、自分の「仕事」だけをし続けている。あとでAさんからやはり「あの人は何なんですか? どうしてあんな人を放っておくんですか?」と聞かれるが、それが言いたいのはこっちなのである(T∇T)。
帰宅して、出発時刻まで少し間があるので、ピザクックでピザを頼む。しげに「何か食いたいものがあるか?」と聞いたら、最初はやっぱり「うどん」と言っていたのだが、ポストにちょうどピザのチラシが入っていたのを見て、急に気が変わったのである。何だかよく分らないが、「ダイエーホークス応援」とやらで、新発売の「大えびクック」とやらが安いのに目が止まったらしい。Sサイズをしげが3分の2、私が3分の1で分けて食べるが、結構プリプリした歯応えで美味い。
腹ごしらえをしたらすぐに空港に向かうつもりだったのだが、急にしげが「パソコンのモニターを代える!」と言い出して、私のパソコンを抱えて、コードを外し始めた。私のモニターは旧型の場所を取るデカイもので、しかも画像が歪み始めていたので、しげが前に使っていた薄型のモニターと取り替えようとしているのである。
なんで出かける寸前に、と思ったが、しげは「何か仕事してたら、あんたとケンカせずにすむから」とヘンなことを言い出す。よくよく聞いてみると、要するに、毎年東京に出かける寸前になると、しげは「向こうで会う人に嫌われるんじゃないか」とか疑心暗鬼に陥って心が落ちつかなくなり、「もう行かん」とか言い出してしまい、私と口論になるので、そういうことを忘れるために作業に取り組んでいるのだそうな。分ったような分らないようなリクツだが、ともかく「出かけたくない」という気持ちにならずにすみはしたようだ。
午後7時半に家を出る。空港まではタクシーで10分、出発は8時40分なので、1時間も早いのだが、しげは心落ちつかない病なので、早めに到着。
出発までの時間、ロビーでお土産を物色。昨日のうちにキャナルシティでオフ会参加のみなさんへの土産は買っていたのだが、もう一品、何か面白いものはないかと物色していたら、これがあった(^o^)。
あのサンリオのキティちゃん、もちろん数限りないキャラクターグッズがあるのだけれど、地方に行くとその地方限定の郷土色溢れた「演技」を披露してくれていることをご存知の方は意外と少ないようである。福岡でもよく「山笠担いだキティちゃん」というのはよく絵柄として使われているのだが、今日見つけたのはそんなかわいいものではなかった。
いくつかミニタオルが並んでいて、そのうちのいくつかは「博多とよのか」いちごの帽子をかぶってたり、まあごく普通のものだったのだが、そのうちの一つがえらくぶっ飛んでいた。
何とキティちゃんが「中洲の夜の女」になって、ワイングラスの中で「私をめ・し・あ・がれ」ってな感じのポーズを取って誘っているのである。
……いいのか、サンリオ、こんなの作って。
果たしてこんなん貰って喜んでもらえるかどうかわからなかったが、もう買うとしたらこれしかない。迷わずこれを選んでレジに行ったが、実際、こんなん売れてるのかねえ。
「土産に何を買った」なんてことは日記にはあまり書かないようにしているのだが、これはさすがにびっくりしたので書いちゃいました。この日記の読者で、近々福岡に立ち寄られる予定がおありの方は、ぜひこの「夜の女キティちゃん」をお土産にどうぞ(^o^)。
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04月30日(金)
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