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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■『王の帰還』とカラオケの悲劇
 今日も頑張って日記を書きながら、CSで映画を見ながらDVDを見ながらの一日を過ごす。
 昼どき、福岡では今、民放で山村美紗ミステリーの『赤い霊柩車』シリーズをやっているが、こんなのまでついつい見てしまうのである。小京都シリーズといい、片平なぎさはそろそろ四十も半ばを過ぎようかという年齢だと思うが、未だに20代で通そうとしているのはなかなか勇気のあることだ。でも初期のシリーズではまだまだ若くて、大村崑にも白髪がないし山村紅葉も肥ってない(^_^;)。この手の2時間ドラマ、最近高年齢化が激しくなってきてる気がするが、若手の起用をもっと考えた方がよかないか。
 こんな火サスとか土ワイのミステリーまでできるだけチェックしようとするから、ミステリ映画館のコンテンツの更新がままならないのである。


 平日休めるうちにできるだけ昼メロを見ておこうと、『牡丹と薔薇』の第37話。
 昨日、「私だけが汚れるなんて許せない!」と言ってた香世、本当に友達の不良に(考えてみたらお嬢さまなのにどうして不良と付き合いがあるのだ?)ぼたんをレイプさせる。
 必死になって抵抗するぼたんだったが、3人がかりでは無駄であった。犯人からむしり取ったバンダナが香世のものだと気付いたぼたんは、「なぜこんなことを!」と香世に詰め寄る。ちょうどそのころ、消息不明だったぼたんの養父の友重(吉満涼太)が、八年ぶりに帰ってきた。
 いやもう、油断のならない展開です(^_^;)。
 レイプされる直前、ぼたんと由岐雄は「香世が『許せない』って言ってるけど、何をするつもりだろう?」とか相談しているのだけれど、「きっと早く結婚しなさいと言いたいのよ」とか言って笑っているのである。……なんでそこまで好意的に解釈できますかね。


 昨日見る予定だったのを今日に伸ばした『ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還』を、ワーナーマイカル福岡東まで見に行く。
 巷では大ヒットしている模様の本作であるが、さすがは粕屋郡、500人は入れる大画面の劇場に客は10人少々、殆どガラガラである。時間丁度に入ったのにど真ん中の特等席に座れてしまった。これがキャナルシティやホークスタウンのユナイトだったらこうはいかないだろう。しかしよく潰れずにもってくれてるぞ、福岡東、またぞろ近所にシネコンができるらしいから経営はもっと苦しくなるだろうけれど、頑張れ!
 数少ないお客さんの大半は、その上映時間の長さに辟易していたみたいで、席を立ってトイレに行く人が目立つ。10人ちょっとでそうなのだから、観客がいっぱいの大劇場だとどんなことになるか。これから御覧になろうという方は通路沿いの席を確保するようにしましょう(^o^)。ちなみに私は一度も席を立ってません。入院で頻尿も治っているのである。

 映画の感想はそのうちホームページのコンテンツにアップするつもりだけれど、この映画くらい、大画面で見ないとその魅力が伝わらないものもないし、大画面で見るためにそのアラが見えてしまうものもない。また、この世界観を理解しようと思ったら、本当はヨーロッパにおける膨大な神話・伝説の思想体系に通暁していなければならないくらい複雑なのだが、同時にそんなものを全く知らなくても楽しめてしまうという単純さも持っている。誉める人は絶賛するだろうし、貶す人はとことん悪く言うだろう。中間、ということがあまりないように思う。
 しげは、ただのホビットであるフロドがどうして世界の命運を左右する指輪を託されたのか、また、ラストでなぜ彼が旅立たなければならなかったのか、そのあたりがピンと来ないようだった。だからこれは神話であり、叙事詩なんだから。
 このあたりのことを文化史的に説明し始めると、日記には納まり切れないくらい膨大な量になるのは目に見えているので、とてもレビューなんぞ書いていられない。今からもう、頭を抱えているのである。


 先日、しげが職場のカラオケに行ったときの話。

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02月24日(火)
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