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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「日本人」という名の妄想/『少年名探偵 虹北恭助の新・新冒険』(はやみねかおる)
 昨日、タクシーに乗ってて、ラジオから流れてきた話。喋ってたのは多分、栗田善成。
 林家ペー、パー子のことであるが、あの「ペー」がカタカナなのかひらがななのか、みなさんご存知だろうか。私ゃ気にしたこともなかったんだが、パー子さんがカタカナなんだから、当然カタカナだろう、とお考えの方も多いかもしれない。
 ところがさにあらず、マネージャーさんに問い合わせたところ、正解は「縦書きのときはひらがなで、横書きのときはカタカナ」なんだそうな。テレビや雑誌の表記がそれを忠実に守ってるとはとても思えないが、ご本人には拘りのあることなのかもしれない。
 けど、筆記体ならともかく、普通、「ペー」のひらがなとカタカナの区別ってつかないよなあ。この日記の字体だと、ひらがなは「ぺー」で、カタカナは「ペー」。わかんねーよ(^_^;)。
 ついでに言っとくと、もともとペーさんの芸名は「林家平平」と書いて、「はやしや・ぺえぺえ」と読ませていた。もちろん「おまえなんかいつまで経ってもペエペエだ」という意味である。ところが、いつの間にか「平」が一つ落ちて、「林家平」と書かれるようになった。これでは「はやしや・たいら」と読まれてしまう。そういうわけで「林家ペー」と表記することにしたのだとか。


 台風6号、九州接近。
 と言ってもコースを見るとちょうど朝鮮と日本の間を通りすぎるような感じで、それほど被害は出ないのではないか。今年はどうもカラ梅雨っぽいし、少しは雨が降っといてくれないと、また夏場の水不足を招きかねないので、今回の台風はどっちかと言うと歓迎した方がよさそうだ。
 今朝もしげは朝帰り。7時に電話をかけてきて、「今日は早出?」と聞いてくる。仕事が終わってまたどこかでバイト先の人と朝までくっちゃべっているのである。で、ウチに帰ったらまた夜まで寝こくつもりなんだから、もう完全に家事をしようって気なんかないのである。食った栄養が全部ちちに行ってるやつはこれだから。
 

 昨日まで、がんばって仕事したので、今日は少し時間の余裕がある。
 雨も降ってたので定時に退社。ちょうど通りがかった同僚が車に乗せてくれたので、いつもは歩いて15分かかるバス停まで運んでもらった。少しは雨に濡れずにすんでありがたい。
 いつもは連絡がうまく行けば1時間とちょっとで帰宅できるのだが、雨のせいでバスも遅れがちである。結局1時間半かけて帰宅。でも、バス待ちの間にコンビニでレトルトカレーとコロッケを買えた。これが今日の晩飯。


 9時から『ザ!世界仰天ニュース』を見る。
 「少女ユウコの100日間」。
 吉岡忍のノンフィクション『日本人ごっこ』で詳しくルポされてる、タイ人の女の子の日本人なりきりっ子事件だけれど、まあ、1時間のテレビ番組だし、深い掘り下げがないのも仕方がない。
 1986年、タイのバンコクに、日本大使の娘・ユウコ(番組内では紹介されなかったが、これはタイでも放送されていた『おしん』の田中裕子から取られている)と名乗る少女が現れた。彼女はある名門大学にやってくると、たどたどしいタイ語で、タイ国内の観光案内を頼む。日本大使館のサイン入り証明書も持っていた(もちろん偽造)彼女を、すっかりホンモノと信じた学生たちは歓待する。
 「日本は努力して発展した。あなたたちタイ人も頑張らないといけない!」と、学生たちにお説教をするユウコ。日本コンプレックスの強いタイ人たちにそういう強い口調で言えば、彼らをダマすことなどたやすい、ということを、彼女は肌身で知っていたのだ。
 日本の桜に関する文献を軽々と翻訳し(これも図書館で猛勉強して訳した)、彼女の「日本人ごっこ」は2ヶ月以上に及んだ。ある時は区役所まで騙し、警官を護衛につけて地方視察までやってのけた。しかし、調子に乗った彼女は大きなミスを犯す。入手不可能と言われた中国舞踊団のプラチナチケットを希望者に取ってあげると約束したのだ。しかし、ニセモノの彼女にはそんなことができるはずもない。
 ウソはバレた。彼女の正体は、出稼ぎでバンコクに出てきた、ごく普通のタイの田舎の少女だった(テレビでは流れなかったが、本名はカンティア・アサヨット)。


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06月18日(水)
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