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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■すっ飛ばし日記/宍戸錠な男
昨日録画した『玩具修理者』を見る。
原作本もマンガ版も持っちゃいるのだが、今は本の山の中にお隠れになっておられる(^o^)。
だもんで、話自体は今回が初見。……ってこれ、クトゥルー物だったのか。そう言えばそんなことどこかで聞いてたような気もするがすっかり忘れていた。
……そのころ、子供たちは、玩具が壊れるとこっそりと森の中の、「ようぐそうとほうとふ」のところに行って、玩具を直してくれるようにお願いしていた。「ようぐそうとほうとふ」は願いは必ずかなえてくれた。一眠りすると、壊れたおもちゃは元通りになっているのである。
ある夏の暑い日に、その子は乳母車を押して、「ようぐそうとほうとふの森」にやって来た。乳母車の中の赤ん坊は、石段から落ちて動かなくなってしまったのだ。「ようぐそうとほうとふ、お願い、この子を直して。元のように歩けるようにして。笑ったり泣いたり、喋ったり、食べたりするようにして……」。しかしその子は知らなかった。「ようぐそうとほうとふ」は、お願いされたことだけしかしないということを……。
“Yog Sothoth”を「ようぐそうとほうとふ」と発音するのは原作者の小林泰三さん独自のものじゃないのかな。普通は「ヨグ・ソトース」と表記されることが多いのだが。もちろん、クトゥルーの邪神たちは「発音できない綴り」を持っているので「これが正解」というものもない。私自身は一番最初に読んだ都筑道夫訳の『ダンウィッチの怪物』の「イオッグ・スートウート」ってのが気に入ってるんだが。
ちなみにクトゥルーを都筑さんは「クート・ウ・ルー」と表記。これもなんだかヘンだけれど、映画の中では「くと・ひゅるるー」と発音。なんだかお笑いだが、「ようぐそうとほうとふ」の声を当てているのが美輪明宏なものだから、ヘンどころか切なく奥深く聞こえちゃうのがスゴイ。
お話のオチはまあ、ありがちなんだけれど、期待してなかったわりにはいい出来でした。
『別冊宝島 ブラックジャック完全読本』。
ここしばらくのアニメ、ドラマ化作品についての資料は充実。web版のピノコを宇多田ヒカルが声アテしてたやつは私もチラッと見たけど、まあ、ブラック・ジャック、ピノコを作る時に声帯つけ間違えたんじゃないかって出来だったな。その意味ではリアルか(^o^)。
でもやっぱり『加山雄三のブラック・ジャック』についてはコラムでちょっと触れられてるだけ。資料が散逸してるのか、何か権利関係が難しいのか、見ていたときは腹が立ったものだったけれど、幻の番組になっちゃった今は資料だけでも充実させてほしいものなんだけれど。
ふとしげに、「お前、ピノコに似てるなあ。お前はオレのピノコだね」と愛の告白のつもりで言ったら、「アンタは宍戸錠に似てるね」と返された(知らない人のために念のため。宍戸錠も映画『瞳の中の訪問者』でブラック・ジャックを演じているのである)。なぜそこでお世辞でも「ブラック・ジャック」と言わんかな。ラブラブなムードがほしいとかしょっちゅう言ってるくせに、その雰囲気をぶち壊すのはいつもしげなのである。
夜、ヨナさん、鍋屋さん、あやめさんとチャット。あやめさんは風呂あがりで参加。チャットがテレビ電話であったらよかったのに(^o^)。
ホームページのトップページ、字が重なって見えると指摘を受けるが、さて、原因がよく分らない。ビルダーで作ってるときには全然問題がないんだがなあ。また少し弄くってみるか。
今日からNHK『BSマンガ夜話』第26回シリーズ。今日は収録で福岡大学で5月11日に収録されていたもの。見に行こうかと思ってたんだけれど、気がついたら応募〆切に間に合わなかったので諦めたのだった。
九州に合わせたのか、お題は松本零士の『銀河鉄道999』。毀誉褒貶激しいこの人を、比較的ソフトな口調でみなさん批評。やっぱり言われちゃうのは、あの巻紙とか描き文字とかメーターとか(^o^)、いろんな斬新なマンガ表現を開発したスゴイ人ではあるんだけれど、ともかく話が尻切れトンボなんだよなあ。
私まだ、『ヤマト』と『ハーロック』のマンガ版の完結編、待ってるんだけど。アニメで結末つけてるからいいやって、マンガとアニメは別モノだろうに。
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05月26日(月)
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