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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■すっ飛ばし日記/あるものが見えない女
 休日明けの仕事は結構辛いのだが、今年は比較的金曜のうちに準備ができるのでまあ、楽になった方である。

 今日は居残りせずに定時に退社、寄り道もせずに帰宅。しげも仕事が休みだったようで、ゆっくりする。
 壁のかけ時計が止まっていたので、電池を交換しようと椅子の上に乗る。
 しげに、「引き出しから電池取って」と言うが、しげ、見つけられず。
 「ないよ? 電池」
 「ないはずないよ、前にあったし」
 「でもないもん!」
 「……オレが探したらあると思うぞ?」
 で、実際に捜したらあったのである。しかも引き出しのすぐ手前に。
 いつもの展開だよなあ。
 しげ本人もすごく不思議がるのだが、「ないと思いこむと、目の前にあるものが見えない」ということは現実にあるのだ。某小説の某トリック、決して荒唐無稽ではないんだよねえ。
05月19日(月)
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