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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■オタクアミーゴス in 九州 V(ファイブ)A/『羊のうた』7巻(完結/冬目景)ほか
 23日の日記の続き。


 打ち上げまで、1時間ほど時間が空いたので、エロさん、アンジェさん、愛普羅さん、よしひと嬢、下村嬢と、近所の喫茶店でコーヒーを飲む。
 次回以降のオタアミについて、エロさんにいろいろ持ちかけるが、こちらもあまり具体的なところまでは考えていないので、エロさんも曖昧なご返事。というか、もう何度も公演を続けてきて、相当疲れてもいるのであろう。
 エロさんがいなければ、オタアミ自体、開けるものではない。それに、始まったものもいつかは終わる。しかし、今日の公演の大拍手を見ていると、さて、オタアミ公演は、そも、誰のためにあるものか、ということも考えざるを得ない。終わる時期をいつに定めるか、ということも含めて、「今後」を考えていかねばならないことも、また事実であるのだ。
 自分の生活の明日もわからぬ人間がこんなことを考えるのはおこがましくはあるのだが。

 下村嬢、うずめ劇場の公演がもう来週に迫っている、ということで、「チケット買ってください」と売りつけてくる。
 「昼の部と夜の部と、どっちがいいですか?」と聞くので、「どっちでも」と答えたら、「夜はオッパイが出ますよ」と言う。
 「下村さん、脱ぐの?」と聞いたら、「私じゃないけど、ほかの人が脱ぎます。昼は子供連れも来るんで脱がないんですけど」とのこと。
 「まあ、あるもの見ないのも損だし、夜の部にしようか」と言ったら、途端にしげの機嫌が悪くなる。
 「あっそ。オレは昼の部に行くから」
 「なんで? オレと一緒の行動はイヤかい」
 「そうじゃなくて土曜日やろ? もしもエロさんとこで上映会があったら、それに間に合うように帰ってこんといかんやん」
 「じゃあ、オレも昼の部に行くよ」
 「なんで? オッパイ見れんよ?」
 「別にオッパイ見たくて行くわけじゃねえ!」
 しげとのヤリトリを見ていた下村嬢、ケラケラ笑って「これが見たかった。福岡まで来た甲斐があった」と喜んでいる。
 全く、夫婦のプライバシーを垣間見て、それを笑いものにするとは、なんと不謹慎なことだろう。こういうモラルに反することは、人としてやっちゃいけないのである。

 そろそろ時間になったので、打ち上げの居酒屋に移動。
 奥の座敷に案内されたが、足元が掘になっているところと、畳のままのところに分かれている。いつもならば、掘はほかの人に譲るのだが、今日は足がもう限界に近づいてきてきているので、掘の方にサッサと座る。
 アンジェさん、「絶対に医者に行った方がいいですよ」と私の足を気遣ってくれるが、行って治るってものでもないことは自分でもわかっているのである。できることなんて、せいぜい、足を暖めることくらいのものであろう。
 ほどなく、アミーゴスのお三方や、残りのスタッフも到着。
 岡田斗司夫さんは、打ち上げまでの間、「ホテルのプールで泳いでくる」と仰っていたのだが、ホントに泳いできたらしい。ダイエットに本気で取り組んでおられるのだなあ。体調が悪くなるたびに入退院を繰り返して体重を落とし、なんとかゴマ化してる私なんぞとは意志の力が違うのである。なんだか表情まで柔和になられたようだ。

 メインはアラ鍋。『美味しんぼ』で「博多の人間はアラ鍋を何にもまして珍重する」と書かれたおかげで有名になっちまったアレである。もちろんそんなのは雁屋哲のウソなんで信用しないように。美味しがって食わないとまでは言わないが、基本的に博多は魚がなんでも美味いので、これが特に極上、というほどのものはないのだ。第一、ここは天神で、博多じゃないしなあ。
 けれど、山ん中のホテルに泊まったときなんかに、しおれたシャケとかが出てくると、つくづく博多って魚どころなんだなあ、とは思う。みんなでつつくからどうしても鍋になるけれど、やっぱり一番美味いのは刺身だよな。でも、これも最近は多少の高級料理店でなきゃ、ホントに美味い刺身を食えなくなってきた。

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02月24日(月)
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