ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491698hit]

■オタクについて考える夜/『コラムは誘う ―エンタテインメント時評 1995〜98―』(小林信彦)
 野田秀樹作・演出の舞台、『RED DEMON』(赤鬼)の英国公演が31日夜から、ロンドンのヤング・ヴィック劇場で始まって、大盛況なんだそうな。
 野田さんの舞台は、10年以上前に萩尾望都原作の『半神』をナマで見たのが最初(『夢の遊民社』を解散する4、5年前だったと思う。しげと一緒に見に行ったんだが、そのときにはこいつと結婚することになろうとは夢にも思っちゃいなかった)で、脚本構成、セリフ、舞台美術様々な面にわたって実に見事な演劇的効果をあげていたので感心して、テレビで舞台中継があれば録画し、LDで出ている舞台も全部集めるようにしてたんだが、『野獣降臨』だの『贋作桜の森の満開の下』だの『贋作罪と罰』だの、いろいろ見てくと「なんだ、やってること全部同じじゃん」ということに気がついて飽きてしまった。かと言って、別に嫌いになったわけではない。野田さんの人間性は嫌いだが、できあがった芝居は鴻上尚史よりははるかに上出来だと思っている。
 その鴻上尚史に、イギリス公演では野田さんは先を越されてしまった。蜷川幸雄にならともかく、コーカミに先にやられちゃなあ、と野田さんは内心、忸怩たるものがあったのではないか。そういう下世話な興味で、野田さんが今回どんなものを作ったのか、興味が沸いてくる。
 『赤鬼』は、もともと日本の浜辺に漂着した外人が「赤鬼」と村人たちに思われてしまう、という設定のものを、今回はイギリス公演用に作り変え、野田が赤鬼、イギリス人俳優7人が村人を演じるという形になったもののようだ。日本人が鬼じゃあ「赤鬼」にはならないんじゃないかと思うが漂流して日焼けでもしたんだろうか(^o^)。
 さすがにイギリスとなるとちょいと見に行くということは不可能だが、野田さんのことだし、これはビデオ化してくれるんじゃないかな。そんときゃ、これもチョイと見てみたいものである。


 午前中はここんとこ体調が悪いせいもあるのか、ずっと寝たまま起きられない。咳止め薬が切れると、すぐに咳がぶり返す。大人しくしてるのになあ。なんで治ってくれないかなあ。まさかこのままAIQの公演や東京行きのときまで体調不良が続くのだろうか。冗談じゃないけれど、治らないものは治らないのである。注射しても効果がないんじゃ、医者に行くだけムダな気になっちゃうしなあ。


 夕方より、天神の赤煉瓦館でAIQ公演前最後の打ち合わせ。昼間ずっと寝ていたので、頭の回転が鈍い。
 「えーっと、八時からだっけ?」
 「六時からだよ!」
 しげに叱られるようになるとは、人間として終わりが近い。
 赤煉瓦館に着くなり咳込んでる私を見て、ぴんでんさんが「まだ治ってなかったんですか! 三日も仕事休んだんなら治ってくださいよ!」と仰るが、私もそれは私自身のカラダに言いたいんですよ。(T-T) グスッ。

 今日のメンバーは獅子児さん、武内さん、ぴんでんさん、私としげ、いつもは仕事で閉会ギリギリに来るのだけれど、意外に早く来られた代表のエロの冒険者さん。
 しおやさんとアンジェリーナさんは都合で欠席であったが、多少の変更はあるものの、もうほとんど討議事項は終わっているので、あとで連絡の確認だけしておけば、そう問題はなさそうな感じである。
 もっとも、もしかしたらここにいたかもしれないM君が、とある事情で今回よりAIQを脱会している。私ゃ面識が一回しかなく、しかも全く会話をしたことがないので、その「事情」についてはなんともコメントのしようがないのだが、ものごと全てがうまく運ぶわけではないという自戒のための一例としたいものだ。
 話し合いは、主にしげの作った進行表と、ぴんでんさんの機材配置の確認を行っておしまい。私は警備の担当だが、これもロビーをゆったりと使えるので、去年よりもだいぶ楽になりそうである。
 チケットの売り上げも大評判、福家書店さんは大喜びだそうで、このままだとご祝儀が出て、我々スタッフは3年は左団扇で暮らせそうな勢いだ(^o^)。
 随分いい雰囲気だけれど、好事魔多し、本番までは油断は禁物で、気を引き締めて行きたいものである。私の体力はなくなってきてるけど。へろへろへろ〜 (;@_@)ノ。



[5]続きを読む

02月01日(土)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ

[4]エンピツに戻る