ID:10788
無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
[491706hit]
■煙が目にも喉にもヘソにも染みる/『サイボーグ009 ―素顔の戦士たち―』
何度か日記にも書いてることだが、私はこの世の中でタバコが死ぬほど嫌いである。道端で煙草を吸いながらスカシたポーズを取ってるようなスットコドッコイを見かけたら、怒りのあまりケツに鉄棒ぶちこんでグリグリいわしたくなるのはしばしばだが、煙毒で脳軟化症起こしてるようなクズのために自分の一生を引き換えにしたくはないので、離れたところから石を投げて逃げるようにしている。
いやまあ、今のは冗談だけれど、福岡市の喫煙者のマナーの悪さは相当ひどいものだ。道端は煙草を捨てていいものだと思ってる連中がゾロゾロいるし、車の窓から灰を落として平気なスカタンもしょっちゅう見かける。何が腹が立つって、小学生の登下校路で平然と歩き煙草してるオトナね。そういう腐れたカス野郎は、ちょっと脇道に連れこんでシメてやってるのだが、ウンコにたかる蝿のようになかなか数が減らない。
なんとかならんもんかなあと思っていたら、自民党福岡市議団が、11日、歩きたばこ禁止に罰則を付けた「人に優しく安全で快適なまち福岡をつくる条例案」ってのを12月の定例市議会に提案した。罰則つきの禁止条例は、東京都千代田区に次いで全国2例目とのこと。
条例案は、市長が指定する「路上禁煙地区」で「歩行中または自転車に乗車中に喫煙してはならない」と定めており、違反者には2万円以下の過料を科すことになる。市内全域でも、罰則のない努力規定として歩きたばこをしないことや、屋外で喫煙する際は吸い殻入れを携帯するなど、喫煙者のマナー向上を促す規定も盛り込んでいる。その「禁止区域」では条例施行後、警察がパトロール、違反者を摘発してその場で罰金を徴収するらしい。
嫌煙者にとって朗報ではあるんで、私も基本的に喜んじゃいる。けどねえ、この程度の「常識」を守らせるのにだよ、いちいち「法」でもって規制しなきゃならなかったのかねえ、と思うと、いささか陰鬱な気分にもなるんである。マナーってのは本来、誰かに言われて守るようなものじゃなくて、本人の意識の問題でしょ? つまりは、いいトシしたオトナが、規制を受けるまで自分がノウタリンの唐変木の大馬鹿野郎だったってことに気づかなかったってことがそもそもの大間違いだったのである。全く、ちったあ恥を知れよって。
ン十年も昔のこと、私がまだイタイケな中学生だったころのことである(←ツッコミ禁止)。
生徒会にいた私は(そんなヤなやつだったのである)、校内の風紀の乱れに対処するために、「校内パトロール隊」を結成しないか、と提唱したことがある。もちろん、眉村卓の『ねらわれた学園』からの発想なのだが、もちろんこれは生徒会の全員から反対されて否決された。
でも、それが私の目論見だったのである。校内の諸問題への取り組み方がいささかダラケていた生徒会の様子を見て、誰かから規制されるのではなく、一人一人のマナーの意識を高めるのが大切なのだ、という気持ちをみんなに持ってほしいと思った私のチエであった。
私の計画が効を奏し、生徒会は意欲的に生徒の啓蒙活動に取り組むことになった……んだったら、感動的なんだけれどもねえ。そんなキレイゴトがうまくいくわけないじゃん(^_^;)。単に「パトロール」なんてめんどくさいことみんなしたくないだけだったから、我が校の風紀の乱れはいっこうに改まらないのでありました。
今、実際に「パトロール」してる学校もあるようだねえ。
現実に実害があるってのに、理想論を言ったってしかたがない。
規制はまあ、歴史の必然である(んな大袈裟な)。喫煙者はそのうち、自分ちの便所の中からも「壁に匂いが付いちゃうから吸わないで!」とかなんとか家族から怒鳴られて追い出され、どこにも居場所がなくなっちゃうんじゃないかって気もするが、これまでの悪行の報いだから、諦めてもらうより仕方がない。
なあに、そのうち煙草よりずっと気持ちがよくって疲れが取れて、いろんなイリュージョンを見て楽しめる草を吸わせてくれる人がアナタのそばに来てくれるから、遠慮なくそれにハマってください。
スタジオジブリの新作アニメの情報、どの記事も「宮崎駿監督の新作!」と大々的に報道している。
[5]続きを読む
12月13日(金)
[1]過去を読む
[2]未来を読む
[3]目次へ
[4]エンピツに戻る