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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■食い損ねた話/『あたしンち』8巻(けらえいこ)/DVD『ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス』3巻
 漫画家の蛭子能収さんが、映画監督に初挑戦するとか。
 作品は自ら脚本を書き下ろしたという『諫山節考』。深沢七郎かい。
 ほんの二十分ほどの短編で、来年2月に上映会をちょっと開いたら、すぐにDVDとして販売するそうな。映画と言うよりVシネマっぽいけど、まあ大ヒットする類のものじゃないし、こういう売り方も仕方ないんだろう。
 物語は、世間の常識を自分だけ知らないことに苦悩するサラリーマンの姿を描くもの。一見、そこには蛭子さん自身が投影されてるようだけれど、どっちかというと、その「常識」の下らなさに対する蛭子さんの怒りが現われる作品に仕上がるような予感がある。こないだなんのテレビ番組だったか、蛭子さんが高級料亭のオカミから「蛭子さんみたいな客は入れない」とか言われて、本気で怒ってたたものなあ。
 出演はベンガルに神戸浩。こういうクセのあるキャスティングも面白い。結構な拾い物になるんじゃないかとは思うけれど、セルオンリーでもそうそうヒットするとは思えない。奇特な方、どうか買ってあげてくださいな。


 今日は職場で式典だの祝宴だのがあったので、仕事は休み。
 と言っても忙しいのに変わりはないのだが。
 なんだかよくわからんが、「引き」があって、撮影係に任命される。おエライさんたちのスピーチを撮影しといてくれってことなんだが、「ビデオカメラはどこですか?」と聞いたら、「ないよ?」の返事。
 ……ないって、あーた、それでどうやって撮れと(ー∇ー;)。
 しかたなくウチからソニーのデジビデを持ってくる。雨ン中式典会場の外観まで撮りましたがな。ずっと撮ってたんで、いざ食事をしようと思ったら、もう殆どの料理は食べ尽くされていたのでありました。トホホ(T.T)。


 マンガ、けらえいこ『あたしンち』8巻(メディアファクトリー・897円)。
 あ、『あたしンち』の「ン」ってカタカナだったんだ。今まで意識してなかったけど、もしかしてこれまでの日記の中で「ん」にしてなかったかな。
 アニメの方もたまに見てるけど、もう印象は平山綾の『威風堂々』と、渡辺久美子の「じょ・お・ね・つの赤いバラァー♪」に尽きるなあ、と思ってたら、今巻の表紙でお母さんバラくわえてフラメンコ踊っててオビにもしっかり歌詞が(^o^)。
 ちゃんとJASRACに申請してるみたいだが、ってことはこれ、元歌があったのか!? てっきりけらさんのオリジナルだと思ってたんだけど。ネットで検索しても『あたしンち』以外の記事にヒットしないしなあ。もしかしたらちょっと歌詞を変えてるのかも知れない。
 中身についてはいつもの『あたしンち』なんで、特にどうこう言うことはないりだが、私の密かなお気に入りキャラ、ユズヒコの友達の石田さんが、成績が悪くてちょっとばかしチチがあることが判明。これってちょっといい話だと思いませんか(どこがや)。


 DVD『ジャングルはいつもハレのちグゥ デラックス』3巻。
 ……『ハレグゥ』シリーズ中最高傑作じゃねーか、この巻。ときにはちょっとギャグの押しが足りないかなあ、と思っていた回もあったが、今巻はもう誰も水島演出に歯止めをしようと思わなかったのではなかろうか。
 illusionX「黒くて硬くててらてら光ってて暗くて狭くて湿ったところが好きなわりに速いせーぶつ」……ってアレのことっスけど、役名も「アレ」。声優は櫻井孝宏さんと矢島晶子さんだ。いやあ、矢島さんもアレまで演じてしまうとはホントに演技の幅が広いよなあ(^o^)。
 家でハレがテトリス(^o^)をしていると、いきなりフランス語で「アレの気配はふいに感じ取れたりするものだ」とナレーション。なぜフランス語? と全く意味のないところがまずよろしい。画面も意味なく映画チックにワイド。
 グゥがアレを人間化してハレを恐怖に陥れる展開は原作どおりなのだけれど、ともかく作画がいい。特にグプタの妄想「ときめきメモリアル」はこれで一本別アニメ作ってほしいくらいハイレベル。シンエイ動画でチチゆらしが見れるたあ思わなかったな(#^_^#)。元に戻ったアレの動きも細かいが、さりげないけれど作画陣に実力がなきゃとても描けないものだ。つーか、これだけの技術をアレの動きに使うってか(^_^;)。

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10月31日(木)
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