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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■世界の王/『パラケルススの魔剣 アトランティスの遺産』(安田均・山本弘)/『パンゲアの娘 KUNIE』5巻(ゆうきまさみ)
休日出勤。
休みのつもりが、朝から叩き起こされて車を運転させられるしげもツライかもしれないが、夕べ映画に付き合わされてあまり寝てないこちらもツライことは同じである。若いんだし、昼間は寝てられるんだし、あまり文句言わないでほしいけど。「土曜日だけど仕事あるよ」って言ったらそれだけで怒ってたけど、夫の仕事に文句付ける妻くらい悪妻はないと誰かも言ってたぞ。実は私だ。
今日は6時からオタクアミーゴスの準備会議があるので、仕事を定時に終えたら天神まですっ飛んでかなきゃならない。土曜日の夕方だし渋滞に巻き込まれる心配はさほどないとは思うが、間に合うかどうかはギリギリなところだ。
しげ、私を車から降ろして、クドクド「定時になったらもう駐車場に来ときぃよ!」と念を押す。言われなくても分かってるってば。
とかなんとか自分で言っときながら、しげの野郎、私が時間ピッタリに仕事を終えて駐車場に泡食って飛んでったってのに、まだ来てやがらねえんでやんの。(⌒ー⌒メ) ピクピク。こういう肝心なときに遅刻するか。
怒ってしげの携帯に連絡を入れると「今、すぐ近く〜」と間延びした声。「ナニしてんだよ! 時間に遅れるなって言ってたのオマエだろ!?」
「え〜? まだ5分あるよ?」
「時間ちょうどだよ!!」
後でわかったのだが、しげの車の中の時計、5分遅れていたのだ。しかも「アンタに頼まれたレジメをコピーしてたら遅れた」とか言い訳するし。オレのせいかよ。凸(`△´+)
車の中で、明日見に行く予定の映画『仮面ライダー龍騎』について会話。
しげもだいたいの設定は理解しているようなのだが、「面白そうなんだけど、役者が……」と一緒に見に行くことに二の足を踏んでいる。
「行かないならオレ一人で行くけど?」と言うと、「やっぱり行く」と言う。こういう態度がコロコロ変わるところが始末に悪い。
「スペシャル見て一応話はわかったんだから、完結編見ても、なんだか分らないってことはないでしょ」
「わかんないよ、なんで戦ってるんだか」
「『勝ち残ればなんでも望みがかなう』って言ってたじゃん」
「そうだけどさあ」
「『BLACK』みたいに、生き残った方が『世界の王』になるってんじゃないの?」
「うーん」
「でも野球選手になるわけじゃないぞ」
しげ、一瞬、キョトンとした後、猛烈に爆笑。
「ぎゃはははははははは!」
「ど、どうした?」
「だ、だって、ぐへへへへ、お、面白いこと、ひひひひひ、言うんだもの、ぐふっぐふっぐふっ」
「……そんなに面白いか?」
たいしたことないベタなギャグだと思うんだが、なんだかしげのツボにハマったらしい。
「ひっひっひっ、だって、ら、ライダーが、勝った途端に、げへへへへ、や、野球の、ききききき、お、王になる姿を想像したら、ひゃっひゃっひゃっ」
何を想像しようが勝手だが、その気色悪い笑いはやめてくれ。横にいてマジで怖い。
赤煉瓦文化会館に、6時ピッタリに到着。
もうみなさん来られてるかと思ったけれど、いらっしゃったのはいちろうさんだけだった。なんだ、焦ることなかったなあ。「博多時間は七度半」とはよく言ったものだね(^_^;)。
地下からホワイトボードを借りてくる間に、他の方々も三々五々集合。
いちろうさんも私も仕事帰りなのでネクタイなんか締めてたのだが、アンジェさんに「普段はそういう格好なんですね」と言われる。……そう言えばAIQのみなさんと会うときには、たいたいオタクな格好しかしてなかったものなあ。こないだの会合のときは、たしか東京で買った『青の6号』のTシャツ着てたし。赤煉瓦文化会館ってのは、明治期に建てられた建物をそのまま残してるんだけれど、その雰囲気にそぐわないこと甚だしいことである。
前回、クーラーが壊れていて会議室の中は蒸し暑かったのだが、今日は順調に動いている。外見が古風だから中身も古風で冷房ナシじゃたまらないしな。しかし、実際、明治の建物の中で会議なんかやってると、「御前会議」でもしてる気分になる。
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09月21日(土)
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