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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■草臥れ休日/アニメ『サイボーグ009』地下帝国“ヨミ”編/『エキストラ・ジョーカー KER』(清涼院流水・蓮見桃衣)ほか
さあ、短く書くぞ(^_^;)。
昨日の日記に書き忘れてたけど、『プリンセスチュチュ』の声優で特筆すべきはナレーションの岸田今日子&ドロッセルマイヤーの三谷昇です。
声を聞いた瞬間、耳を疑いましたからねえ。
どちらもメインは舞台の俳優さんなんですが、もちろん映画、テレビにも多数出演、声優経験もあります。
岸田さんの声優の代表作と言ったら、なんと言っても初代ムーミンでしょうね。スナフキンの西本裕之さんもそうだけれど、テレビアニメ時代になって、アニメの声アテを専門にする人が声優、という区分けがハッキリしてきた時代に、あえて声優以外の方を起用したという意味では、宮崎駿の魁でもある……ってアレにも宮崎さん、ちょびっと参加してたかな。
三谷さんが声優をしたの、『千夜一夜物語』以来じゃないかな。あ、あと『クジラの跳躍』があったか。けれどどっちにしろ声優に使うのはなかなか思い切った起用。三谷さんを知らない人には説明しにくいんだけれど、実に独特な声を出される方です。ドロッセルマイヤーの顔が何となく三谷さんにダブってくるのもご愛嬌かな。
久しぶりに『仮面ライダー龍騎』『おジャ魔女どれみどっかーん』など、漫然と見るが、寝惚けてて全く頭に入ってこない。日曜の朝はやはり寝るに限る。
気がついたら居間で熟睡。『ぴたテン』は完全に見損ねた。
疲れているのだな。
外出するのも面倒なので、出前を恃むことにする。
ウチの近所にはラーメンもカレーもファミレスの出前もあるのだが、どれも割高。結局、ピザを頼む。
ピザって、飯を食った気に全くなれないんだけど、肉と飯粒好きのしげが、どうしてお菓子みたいなピザが好きなんだか。
アニメ『サイボーグ009』第43話「異変」。
ついに、というかやっと、というか、ファン待望熱望の『地下帝国“ヨミ”編』の始まりである。かつて『サイボーグ009 怪獣戦争』として映画化されたときは、1時間ちょっとという上映時間の関係もあってか、ストーリーは大幅な改竄に遭い、ヘレナは五つ子じゃなくて一人になっちゃったし、バン=ボグートは出て来ないし、何よりあの「ジョー、君はどこに落ちたい?」のラストシーンがない!(後に旧テレビシリーズの最終回で復活したけど)ということで、もう何をか言わんやだったんだけど、声優だけは009=太田博之、003=ジュディ・オング、007=曽我町子、006=藤村有弘、ヘレナ=市原悦子という超豪華な布陣だったんだよねえ。004が大竹宏だったなんて、今ならミスキャストって言われそうだけれど、ちゃんとニヒルな声を出してましたよ。魔神像ブラックゴーストの山内雅人(ラオ博士〜!)はもう最高にリアルな悪役声だった。
何しろもう古い古い、1967年の映画なんで、未見の人は多いと思うけれど、それなりに楽しめるアニメではあるので、新作と比較してみるのもいいかもよ。
さて、で新作の出来映えやいかにってことだけど、出だしはまさしく原作どおり。
超音波怪獣の登場、三友工業社長(よくこの名前出せたな。エラい)、バン=ボグートの暗躍(この名前がSF作家バン・ヴォートのモジリだってことも若い人にはわかんなくなってるみたいね)。
原作でも描かれている009・ジョーと、孤児院(アニメでは教会)時代の旧友・茨木、小山田、メリーとの対決も、原作以上に濃いドラマに仕上がっている。
再開を祝い、談笑する四人。一人、輪の外に取り残される003・フランソワーズ。
三人は語る。「今、三友で働いてるんだ」。息を飲む009と003。この瞬間、彼らがなぜジョーに遭いに来たのか、そこにいた者はみな察したはずだ。しかし、何食わぬ顔で、三人はジョーを自分たちの家に招待する。
メリーが003に一言。
「ジョーを借りてくわね」
メリーはもちろんジョーを愛している。しかし、既に自分がジョーを愛せなくなっていることも知っている。今、ジョーの側にいるフランソワーズへの、これがメリーの精一杯の皮肉。
そんなメリーの心に気付きつつも微笑みながら、ジョーを送り出す003。
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08月18日(日)
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