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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■心機一転?/映画『ビューティフル・マインド』ほか
 4月1日である。
 連休の間に更新ちゃっちゃか進めたろ〜、と思っていたのに、風邪引いてダウン、気がついたらもう溜まってるの20日分だよ、20日。
 こりゃ、私がいかに精力絶……もとい、気力充実していようと、一日二日で追いつくものではない。
 しかも、年度始めっつーことで、これからどんどこ仕事は忙しくなるのだ(前よりは閑職に回されたからって、仕事がなくなったわけじゃないから)。
 ということで、いったん日記をワープさせて、ちゃんと今日の日記をこれから書く。
 飛んだ分のは追々埋めていくつもりなので、最近ちょっとだけ増えた読者のみなさん、気長に待っててちょ。

 で、この日記も更新遅れたりしてな(^o^)。
 ……シャレにならんか。


 年度始めで会議も目白押し。二つも三つも会議が続けば、クスリの副作用とも相俟って、いとも簡単に落ちる。
 自分じゃ気づかないけどイビキかいてるらしいんだよなあ、そのたびに同僚に起こされるんで、初手から立場のないことったらない。
 こりゃ、聞き手に回ってるから眠っちゃうんだよなあ、と思い、今度はやたら質問や提案をする。
 私は、こんなちゃらんぽらんな日記を書いてはいても、実はキレモノなので、資料のミスなどを見つけるのは抜群にウマイのである。
 ……けど、端から見れば、こういうやつってイヤだよなあ。
 「有久さん! 有久さん!」
 「……あ……、はい」
 「ちゃんと聞いてますか? 大事な会議ですよ!?(`´)」
 「あ、……大丈夫です。起きてます……○Oo。(´_`)」
 「……しっかりしてくださいね!」
 「……で、すみません……」
 「なんですかっ!」
 「ここんとことここんとこの資料にミスがあると思うんですが、こうしたらいいんじゃないスか?」
 「……う(・・;)」
 ああ、ホントにヤなヤツ。
 でもこれくらいヤなヤツにならないと、ゆっくり居眠りさせてももらえないのである。……違うだろ、目的が。


 1日は毎月映画の日で、入場料金は千円均一。
 仕事帰りにしげを誘って、キャナルシティに向かう。
 せっかくのお出かけだというのに、車を運転しているしげ、なにか不満げな顔である。
 「どうしたんだよ、顔が変だよ」
 「……だって、映画に行くなんて聞いてなかったし」
 「行きたくないなら、ムリに行かなくてもいいけど?」
 「そうじゅなくてぇ、予定立ててなかったから、スリッパで来ちゃったんだよう」
 「……べつにいいじゃん、スリッパでも」
 「……ステキじゃないオレでもいい?」
 「オマエはスリッパを靴に履き替えただけでステキになるんかぁ!?」

  昨日読んだばかりの京極夏彦『姑獲鳥の夏』の話、しげとやりとり。
 私が「関口ってオマエそっくりだよな、榎木津や京極堂の苦労がわかるよ」と言うと、しげは「オレ、関口嫌い」と言う。
 「同族嫌悪だろ」と言い返す。
 トリックに関わるので詳しくは言えないが、作中の関口のボケぶりは、まさしくしげと同レベルなのだ。
 あのトリックについてアンフェアだと考える人もいるかもしれないが、私は現実にしげと付き合ってるので、あの話、ムチャクチャリアルだったんである。
 「世の中に不思議なものは何もないが不思議ちゃんはいる」ってか(^_^;)。


 マヌケしげとキャナルに着いたのが6時20分。
 実はどの映画を見るか決めてなかったので、福家書店に置いてあるチラシで時間を確認。
 「あ、『パルムの樹』、一週間で打ち切られてやんの」
 すかさずしげのツッコミ。
 「子供の見ないアニメ映画なんて、オタク以外に誰が見るんだよ」
 ……そこまで言うか。 
 私の映画批評について、過激だという人がいるが、しげの「容赦のなさ」にはとてもかなわないのだ。

 AMCのカード、ハンコがたまるごとにポップコーンやホットドッグと交換してくれるシステムになってたのだが、カードが新しくなってホットドッグがなくなっている。しげがそれをしきりに悔しがっている。

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04月01日(月)
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