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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■「思春期」という名の汚泥/『サブカルチャー反戦論』(大塚英志)ほか……“NEW”!
もうなんだかまいにちのおしごとがたいへんです。
いそがしくておひるねもできません。
だからかえってすぐねむくなりますがにっきをかかないといけないのでねむくてもがまんします。
こんなぼくはかわいいとだれもいってくれませんがいわれたらいわれたできもちがわるいのでそのままでいいんだよとじょんれのんもいってました。
……熱があるのか、私。
スーパーに寄って、食料など買い込む。
惣菜売り場で、からあげを買おうとしたときに、偶然、同僚の女性に出会って挨拶。我々も夫婦で買い物してたのだが、あちらも旦那さん連れであった。
「あら、いつもこちらでお買い物なんですか?」
「ええ、仕事帰りに買い物して、それから家事を」
「私たち、この近くにすんでるんですよ」
「ああ、それは便利ですねえ」
と、たわいのない会話。
実はこの女性、しげと同い年だ。
けれどねえ、はっきり言って、しげより美人だししげより清楚だししげよりしっかり者だし、まあ、しげより劣ってる女性を世間で探すほうが実際、難しいと言うか、砂漠の中に落ちたゴマ粒を見つけるくらいミッション・インポッシブルなことなのだが、それにしてもちょっと立ち話してるだけで、しげが嫉妬してるのがわかっちゃうのがどうもねえ。
どう嫉妬してるかと言うと、表だってケンカ売るような度胸はしげにはないから、私の後ろに隠れてモジモジしてるのである。
実はこの態度が、しげを「かわいい」と誤解させてしまう原因になってるのだな。しげは自分が「かなわない」と思った相手からは逃げるやつなんだけどね。
……んなこと言ってたら私だって相手の旦那さんには全然かなわないんだが。
で、今日も夕食は「焼肉もやし」。安上がりでヨイです。
『盤嶽の一生』第2話「絵図面の謎」。
やっぱり今回も騙される盤嶽の巻(^o^)。
でもコンセプトが分っちゃうと、第1話ほどには楽しめないなあ。
「大盗賊日本左衛門の埋蔵金」ってよう、それだけでもう、「インチキ」ってバレバレじゃん。
となると、あのゲストもこのゲストもみ〜んな「詐欺師」だってことが見えちゃうんだよなあ。
しかも1話とうって代わって、安達祐実だの高橋和也だの浅野ゆう子だの、大根ばかり揃えやがるし。
キャストで映画の9割は決まるって言ってたんじゃないのか、市川崑。
某サイトにて、中学三年生の女の子と、偶然にも二人だけでチャットしていた。何分、受験生であるから、激励めいたことを喋っているうちに、その女の子の友達の話になる。
「思春期」というコトバの胡散臭さとは、まさしく10代を生命感溢れる「春」に譬える偽善性にある……とは誰が言ったんだったか、私が言ったんだったか。
実際、10代、20代前半の頃くらいまでを思い出してみたらいい。そんなオブラートにくるんだような甘いもんじゃなかったはずだ。自分のほとばしる性を制御できず、バカでアホウでみっともない行動を周囲に晒しまくっていたかつての自分。よく、「若い頃に戻りたい」というヤツいるけど、それはいったい、どのあたりまでだ? 私はせいせい20代後半だ。それ以前の狂気と愚昧の10代になんぞ、帰りたくもない。
だから、今の私が「10代の女の子ってどう思う?」なんて聞かれても、答えに窮するばかりなのだ。
その女の子自身は、トシのわりには随分と冷静なほうである。同じ10代でありながら、同い年の友人たちの「自己欺瞞」にはしっかり気がついている。だから逆に、友達にある「悩み」を打ち明けられて、困ってしまったらしい。
「私はこんなに苦しいの」という友達の言葉が、その女の子には「自分に酔っている」ようにしか聞こえない。
それはその通りだろう。
10代の少女の涙の9割は(あるいは10代でなくても)、「自己陶酔」だ。
ただ、私はその女の子の分析に舌を巻きつつも、「そのトシで既に人間の全ての事象を『自己陶酔』で括る」ことの危険性も感じていた。
こういう冷静な子って、女の子グループの中じゃ「浮く」んだよね、往々にして。
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03月12日(火)
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