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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■なんかもー、下血とともに生きる毎日ね/『幻竜苑事件』(太田忠司・大塚あきら)/『よみきり▽もの』1巻(竹本泉)ほか
急な仕事が目白押し。
貧血は慢性的な状況になっちゃってて、すげー疲れている。
一気に片付けた方が職場の信頼は上がるんだろうけれど、こっちの体力が持つわきゃない。なんとか時間をずらしながらゆっくり片付ける。
トイレに入ると、ふっと意識が薄れて落ちる。
ああ、布団の中で寝たい。
けどそんなに有給ばかり取ってられねーし。
ふと、目を覚ますと、ケツから血がぽたぽた垂れてるのが分る。
ああ、またちょっとパンツ汚しちゃってる。
下を見るとパンツをつたって便器の中にドス黒い血だまり。
薬が利いてる時は収まってるのに、利かないときの出血が激しいのだ。
ここんとこ、この下血のせいで貧血を起こすのがしょっちゅう。
なんか長生きできそうにねーよな、とつくづく思う。
今日で三日連続でしげは迎えに来ない。
なんかもう何を言ってもムダかな。
仕方なくタクシーを使ってるが、おかげで月のタクシー代がどんどん増えている。自転車で通ってたころの方がまだマシだ。
今度から、タクシーで行くことになったときは、その分の代金をしげから返してもらおう。そう決めたぞ。
アニメ『ヒカルの碁』第十七局「追憶の一局」
あっ、先週は気がつかなかったが、シリーズ全体の監督も、西澤晋さんから、かみやじゅんさんに変わってる。
やっぱり、作画の悪い回があったせいで、突き上げでも食らったのかな。
でも実際に、演出、作画が格段によくなったからなあ。
つーか、今日のヒカル、等身が伸びて急にオトナになってやんの。顔つきなんかも、どっちかっつーと、原作の最近のヒカルに近い。おかげで動かすと、やや足が余るような動きになってるけど。
監督変更で、多少、引継ぎがうまくいってないところがあるのかな?
『ウンナンのホントコ』、24時間恋愛を途中まで見て寝る。
何となくヤラセっぽいところが見えてきたので(ヤラセなんだろうけど)、飽きちゃった。
マンガ、太田忠司原作・大塚あきら作画『狩野俊介の事件簿 幻竜苑事件』(秋田書店・540円)。
原作は以前読んでたんだけど、ミステリーとしては、その人間消失トリックが「実は抜け穴があった」という、やっちゃいけない類のものなので、憤慨した覚えがある(私は基本的なルールとして、トリックのバラシはしないが、作者自体がバカで、ルールやぶりをしてる場合は別だ)。
「少年探偵」って設定、小説の中じゃ珍しいけれども(ジュブナイルは除く)、マンガじゃ腐るほどあるから、突出したイメージがなく、個性に乏しい。絵柄もかわいらしくはあるが、硬質な描線で、キャラクターの表情が単調。コマワリも平凡。しかも原作がヘボときちゃ、読んでて高揚感がない。
だいたいこの「俊介」シリーズ、文庫のイラストを末永徹朗さんが担当していて、こちらの方がはるかにうまいのだ。マンガにするなら末永さんに描かせろよな。
マンガ、あもい潤『カスミン』2巻(NHK出版・420円)。
結構刊行ペースは早いみたいだけれど、見つけるのに時間がかかるんだよなあ、NHK出版。
2巻をやっと見つけたと思ったら予告でもう3巻が今月発売だってやんの。
でもおかげでヌケのエピソードも少なく、ダイジェスト版という雰囲気もない。『ムリョウ』もそうだけれど、NHK、アニメのコミカライズについてはすごく良心的なのだ。描かされる漫画家さんは大変だろうけど。
1巻のときにはアニメに合わせようとしていた絵の線も、随分馴れてきてのびやかになってきている。髪を下ろしたカスミンなんか、将来がタノシミなくらいの美しさだし(こらこら、アニメキャラだってば)。
「帽子男」の線の崩れ具合がキャラクターを表しててイイねえ。こういう「ねずみ男」タイプと言うか、『魔女っ子メグちゃん』のチョーさんタイプと言うか、セコいコウモリ男が出てくると、ドラマの起伏が生まれて面白くなるんである。
でも霧の一族と霞の一族って二項対立的な設定は、かえってヘナモンの世界観を単純で狭いものにしやしないか。「なんだかよくわかんないけどいろんなモノがいる」って方が「ツクモガミ」的だと思うんだけど。
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02月06日(水)
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