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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■食事中には読まないで下さい。/『ラーゼフォン』1巻(百瀬武昭)/『増量・誰も知らない名言集』(リリー・フランキー)ほか
給料が出て何が楽しいって、そりゃ、本やDVDがいっぱい買えるから♪
……いや、「いっぱい」はちょっと、難しいけどさ(充分いっぱいだろう、という声はこの際、無視する)。
体調は相変わらず優れないけれど、今日を逃すと、買い物に行く時間が取れない。
しげは今日も練習、ということなので、一人で天神まで出かけることにしたのだが……。
いや〜、自分の体調、甘く見てたね。
地下鉄に乗るまではたいしたこたあなかったんだが、着いた途端、ハラが急に「ふんごろぴー」と鳴り出した。
慌ててトイレに掛け込んだが、何しろ普通の便ではない。
血便どころか、便はほとんどなく、ただ血がダラダラと流れてくるばかりだ。いくらケツをシメたって、まるで効くもんではない。
ズボンを下ろして便器に腰かけた時には、既にパンツはぐっしょり血塗れ。
しょうがなくパンツだけ脱いで、とりあえず便器に水を流してジャブジャブ洗う。血と便の匂いが交じり合って、臭いの臭くないのったら(臭いんだよ)。けれど、水だけじゃとても匂いは取れない。
仕方がないので、外を見まわし、人がいないのを確かめて、洗面所で洗浄液をつけて洗う。……あ、下半身は当然ズボンのみです。
なんだかなあ、齢四十になろうってのに、公衆便所の洗面所でこっそりパンツ洗うハメになるとはなあ。
駐車場そばの、あまり目立たないトイレだったから、人は来なかったけどよ、ちょっとヒヤヒヤもんだったぜ。
ともかく、匂いを少しでも取ろうと、よく絞る。
ノーパンのままじゃさすがに下半身が落ちつかないので、とりあえずしっとりしたパンツを履いて、トイレットペーパーをフンドシのように腰に巻く。特にケツの穴付近には念入りに。要するにトイレットペーパーで作ったオシメである。
これぞ生活の知恵(違うって)。
でも実際に小一時間は持つんだからバカにはなりませんよ、トレペの吸収力。
なんかなあ、しげはよく私が仕事休むのがサボリじゃないかって疑ってるけど、こんなケツにシマリのない状態で仕事したらどんな事態になるか想像してほしいもんだってんだ。
え? 買い物はどうしたかって?
もちろん買って来ましたよ。
ちょっと「作業」中にシャツに染みがついちゃったけど、多分、福家書店のおねえちゃんも、ベスト電器LIMBのおねえちゃんも気がつかなかっただろう。匂いはトレペオシメでしっかりガードしといたし。
ひと月ほど前から、縁があって、別名を使って、某サイトで謎の小説を連載してるんであるが、ここしばらく体調が悪くて原稿が送れないでいた。
ようやく、停滞していた何回分かの原稿を書いて、相手に送る。
即座に先方からご返事があって、望外なことにお褒めの言葉を頂いたのだが、正直な話、恐縮するばかりである。
なんかもー、最近は自分の書いたものを書き散らしてて全然見返してないからねー。とゆーのも、前にも書いたか知らんが、過去の原稿を読み返したり、一回書いたものをしばらく寝かしといてそれから加筆訂正したりすると、しげが「卑怯」って言うのよ。
しげに言わせると「推敲」は「ズル」以外のなにものでもないらしい。誤字だろうと、文章のねじれだろうと、一度失敗したらそれを訂正してはならんのだそうだ。私にはそんな考えの方がバカだとしか思えないし、自分の書いたものに責任を持つのは当然だと思うんだが、あまりにしげが「ズルだズルだ」とうるさいものだから、ホントにたまにしか見返さなくなった。それも「これは前に書いたかなあ」という確認のためだけである。
だから、今、私の書いてる文章はほとんど「無責任」の産物である。そんなもんを人のホームページに送り付けて、あまつさえ掲載までさせてるんだから厚顔無恥もいいとこなんだが、それでも先方に喜んでもらえると素直に嬉しい。
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01月26日(土)
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