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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■バラゴンには女の人が入ってるんだよ/映画『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』ほか
今日こそは『ゴジラ』を見ようと、1時間早退。
なんか休んでばかりと文句言われそうだが、有給を消化しなければならないので、チビチビ休んでいるんである。
職場まで車でしげに迎えに来てもらって、一路天神を目指すが、腹をすかしたしげ、「マクドナルドに寄る」と言い出す。
「テイクアウトするってこと?」
「ドライブスルーに行くの!」
「……持ち出すって意味では同じだろう、でもそれじゃあ……」
疑問を訴える間もなく、しげはするするとマクドナルドに入っていく。
セットメニューやら何やらを買って、再び道に戻って、ようやく「疑問」を口にする私。
「……で、運転しながらどうやって食べるの?」
「……ああっ!」
それでも天神に着くまで、何度かの渋滞の合間に頑張ってしげはハンバーガーを平らげたのであった。
器用なやっちゃ。
しげ、それでも食い足りないとかで、天神東宝一階の寿司屋で100円寿司。
今日は先にチケットを買っておいたので、劇場前に慌てて並ぶ必要はないのだ。
この「博多新鮮組」という店、以前はネタが高かったのが、不況の折からか全皿100円になっている。それはそれでありがたいのだが、おかげでせっかく溜めておいたスタンプカードが無効になってしまった。たまにしかスシを食わないと、こういうことになるのである。
……たまにしか食えね〜って。
開場10分前に行ってみると、そこそこ客が並んで入るが、混雑しているほどでもない。やっぱり混んでたのは初日だけかなあ、とちょっとサビシクなる。
全く期待はしていなかったが、入場プレゼントのゴジハム人形、私にもしげにもくれる。……余ったのか? もしかして。
グッズがいろいろ出ているが、これはイイ! というほどのものはナシ。
いつもはメダルをほしがるしげも「ゴジラやハム太郎はいい」とほしがらない。
せめてなんか記念に、とキーホルダーを一つだけ買う。
これまではたれぱんだのキーホルダーだったのだが、明日からはゴジラ対キングギドラだ。
『劇場版とっとこハム太郎〜ハムハムランド大冒険〜』
途中でウトウトしちまったから、マトモな批評はできないけれど、子供向けアニメということを考えても、ずいぶん薄味な展開だと思う。
飼い主のロコちゃんが人間の友達と遊んでるのを見ていて、ヤキモチを焼くハム太郎。……そんなペットってのもヤな存在だぞ。マジメに見てれば、まずここでキャラクターへの感情移入が阻害されてしまう。
人間と言葉を交わすことのできない動物の悲しみってのを、もう少し演出で強調できれば面白くなったかなとは思うが、それには基本的にあのかわいいだけのキャラデザインを変えなきゃねえ。目を細めようが泣かそうが、感情が伝わらないキャラデザインなんて、無意味だ。
テレビシリーズの方はあまりじっくり見たことないんだが、アレかね、『ぼのぼの』みたいに、いろいろムツカシイこと考えるんだけれど、所詮はハムスターなんて、下等動物なんで、どんな感情も三歩で忘れるっていうナンセンスギャグって感じの話なのかね。それならそれで面白いけど、長編劇場版には向かないよなあ。
樋口真嗣が担当したという「ミニハムず」のCGシーン、よく動いているしアングルの取り方も面白いのだが、ワザとCGバレバレの映像作ってるのにはなにか意味があるのか? 人形がぐるぐる回ってるだけにしか見えないし、見ていて気色悪くなってくる。ゴジラよりよっぽどこっちのほうが子供に見せるにゃ問題があると思うが(^^)。
で、いよいよ『ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃』である。
無理やりしげを連れてきたこともあって、願うような気持ちでちったあ面白い出来であってほしいと思ったが、見終わっての感想は、「ああ、これは少なくともしげが面白がる映画じゃないなあ」ということだった。
ヒトコトで言えば、映画として面白くない。平成シリーズにも顕著だった、煩雑な設定や要素が多すぎて、物語がやたら滞る愚をまたぞろ犯してしまっているのだ。
更に言えば、怪獣たちが戦っている理由をいろいろコジツケているがそこに説得力ってものがカケラもない。
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12月18日(火)
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