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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■短いけどともかく更新/アニメ『サイボーグ009』第9話「深海の悪魔」ほか
 仕事が溜まっているので、したくもない日曜出勤。
 もっとも、手早く片付けて午前中で帰宅。
 よし、今日こそは遅れている日記の更新をしようとハリキルのだが、結局書けたのは一日分。適当に短くはしょって書いちゃえと思いながら、これが書き始めたら本気になっちまって止まらないのな(^_^;)。
 これも一種の病気なんだろうが、そろそろしげが本気で怒りかけているのである。「私がパソコン使う時間がない!」
 ……普通、家族が怒るのって、「私のことを見てくれない」ってことじゃないのか?(ーー;)
 ともかくそういう事情なんで、さすがに少しは急ぎますわ。
 なんだか、みなもと太郎の『風雲児たち』の「爆走」を思い出すなあ(←連載が長引きそうなんで、二十年分の歴史を一気に二ヶ月で描き切ったってやつね。)。

 昼は寝た。
 だから書くことない。
 ということにしておこう(なつかしの龍角散ネタ。あの男の子の名前がどうしても思い出せないんだけど、覚えてる人いる?)。


 アニメ『サイボーグ009』第9話「深海の悪魔」。
 原作『放浪編』にあたる最初のエピソード。
 なんだけれど、原作で使われてるのはコズミ博士との別れのシーンくらいのもので、ストーリー自体はほぼオリジナル。
 0013ロボットの電子頭脳の争奪戦、という設定自体は面白いのだが、そのためのドラマ展開における工夫がやや足りない印象。前のアニメシリーズでもなあ、ブラックゴーストのメンツがたいてい小悪党的な印象しかなくて、もう少しキャラ掘り下げろや、死の商人だろ、てめーら、てなこと感じてたんだが、今回のゲストのベルクもザンブローゾもただのチンピラにしか見えないものなあ。
 海底ものとなると必ず巨大タコ(ないしはイカ)が出るのはもう定番になっちゃってる感じだけれども、もちろんモトネタはジュール・ヴェルヌの『海底二万里』だったりする。今度の『アトランティス』でもやっぱりそんなのが出てたらその発想の貧困さを笑ってやろうと思ってたのに、先にやるなよ、しかも『009』で。
 『怪人島編』や『海の底編』でも似たようなネタ、かぶっちゃうんだから、さっさと『オーロラ作戦編』に行っちゃえばよかったのに。作画がまあまあなだけに、ちょっと脚本の弱さが目立った回でした。


 『こち亀&ワンピーススペシャル』。
 こち亀は毎年恒例ボーナス争奪戦の話。
 カネにがめつい両さんが、借金払いたくないからって、逃げるためにカネを使いまくるってのは話を作りすぎてる気がしてどうにも笑えないが、すぐ終わるかと思ってたこのアニメももう4年も続いてるんだよなあ。
 『こち亀』がメジャーかマイナーか、というのは意外に大きな問題で、秋本治もこぼしてたが、未だに『こち亀』の正式タイトルを言える人は少なかったりするのだ(若い人もトシヨリも)。両さんは知っててもフルネームは言えない、ボルボ西郷や日暮寝留男の存在は知らない、いや、マンガ自体読んだことないって人も結構多い。あれだけオタク的要素が詰めこまれた作品でありながら「ただなんとなく有名」ってのは、結局は「木を見て森を見ず」状態で、実質的には「マイナー」ってことになるんじゃないのか。
 でも、結局、どんなモノだって、「知ってる人は知っている、知らない人は知らない」のであって、「メジャー」って観念自体が幻想なんだよな。10代で『鉄腕アトム』知らない人だってもうザラだし。
 『こち亀』もあれだけ長く続くと、時代時代のネタを中に取り入れている分、「キワモノ」としての価値もずいぶん高くなっている。秋本治がアグネス・ラムに入れこんでて、作中にも登場させてたことを覚えてる人も少なくなったろう。
 けれど、当然のようにアニメはそういった「キワモノ」的要素は排除していこうとする。でも、それは『こち亀』の魅力を半減させることにしかならないので、アニメはどうしても薄味にしか感じられなくなる。私が、マンガはともかくアニメのほうを熱心に見る気が起こらなかったのはそういう理由だ。
 にもかかわらずアニメ版もヒットしている。

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12月09日(日)
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