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無責任賛歌
by 藤原敬之(ふじわら・けいし)
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■コロニー落としの報復は/『ヘブン』『ヘブン2』(遠藤淑子)ほか
 劇団ホームページの方で、よしひとさんに「1年遅れの恐怖の大王」というネタを使われてしまったので、タイトルを捻り出すのに苦労をしている。
 一昨日は「地球人と宇宙人との友好を描いた」(笑)米映画、『地球が静止する日』をモジり、昨日は『帰ってきたウルトラマン』の始祖怪鳥テロチルスをネタにしたわけだが、ああ、くそ、ノストラダムス先にを使われてしまった。
 まあ、誰でも思いつきやすそうなネタだけどさ。
 しかし、よしひとさんも被害者に全く哀悼の意を表さないわ、マスコミが慎重に使用を避けている「狂人」というコトバを遠慮なく使ってるわ、恐怖の大王で落とすわ、遠慮のないこと。
 ……よしひと嬢、ウチのメンバーの中では一番の人格者で通っているのである。他のメンバーの性格がいかようなものか、推して知るべしであろうヽ(^。^)丿 。
 で、やっと思いついたタイトルはもちろん『ガンダム』から取ったもの。
 自分の武器使わないで大量殺戮ってとこが似てるよな。
 アラブゲリラにもオタクがいたりして(^_^;)。


 ゆっくり読めなかった新聞をまとめて読む。
 犯人グループの目ぼし、イスラム組織のセンが濃厚になってきたようだ。
 頭目と目されているイスラム原理主義者のオサマ・ビン・ラーディン(ウサマ・ビンラーディンという表記の方が正しいとか>。どっちでもえーわい)、アフガニスタンに匿われているそうだが、「犯行には無関係」と声明を発表しているそうな。
 声明の代理人は、「あんな犯行を行うチカラはラーディン氏にはない」と言っているが、チカラの問題か? 別にラーディン本人がハイジャックする必要はないわけだし、この声明はいかにも不自然だ。
 でも「犯人の行動は支持する」んだって。それじゃ「アタシが黒幕です」って言ってるようなもんではないの(^▽^) 。

 予想通りではあるが、ロシアもフランスも、西欧諸国の殆どが今回のテロに対する米の報復宣言を支持するコメントを寄せている。
 日本は小泉首相の声明が事件発生の12時間後で、各国に比べてずいぶん遅れたと、どの新聞も非難している論調だが、アンタ、戦争放棄してる国でそんなに簡単に「軍事報復」に賛成する意見が吐けるわきゃないでしょうが。
 ついこの間まで「靖国がど〜の」と小泉首相の戦争肯定とも取れる言動に対して文句つけてた新聞が、「はよう戦争協力せんかい」と全く逆の責め方をするのは、いくらなんでもアタマが悪すぎるのではないか。
 もっとも、ア○ヒだろうとヨ○ウリだろうと、毎日、記事を埋めるだけの仕事に追われているカワラバンヤに、アタマを鍛えるヒマもなかろうことはよっく解るが。

 それに対して、アラブ諸国のいくつかは、逆に歓迎するコメントを発表。サダム・フセインはもちろん後者(^o^)。
 さすがにイスラエルとの和平を模索中のパレスチナ自治政府のアラファト議長は、遺憾の意を表明しているらしいが、さて、ホンネは奈辺にあるか。
 ……昔、伊丹十三が『お葬式』を撮った時に、「葬式というのは死者のために行うものではなく、生きている人間が自分たちの関係を再確認するために行うものだ」と喝破したことがあったが、今回、まさしく世界各国は、この「大量殺戮」をきっかけに、その立場を明確にするよう求められることになりそうだ。
 既にマスコミも世間も、興味の関心は「死者」から「生者」たちの動向に、完全に移ってしまっている。未だに犠牲者の確認すらできない状態であるってのに、いいのかねえ。
 そんなこんなで昨日までの「哀悼ムード」はすっかりどこかへすっ飛んじまってるが、その「不謹慎さ」にはマスコミの連中、全く気づいてないのな。
 死んだ者はいずれ忘れられる運命とはいえ、ちと早過ぎないか? 人間、ホントに「死んだらそれまで」なのだと思うと、今生きてる者の醜態すら、バカバカしく見えてくるよ。


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09月13日(木)
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